鎌倉殿の13人#37「オンベレブンビンバ」

謎を呼んだタイトルだったが、蓋をあけてみれば、単なるお経の文言だった、というオチがついた。

https://twitter.com/nhk_kamakura13/status/1573885004173774850

結局、りくの「悪女」ぶりが際立っていて、親父殿は何も悪くはない、というストーリーなんだけど、父親を追放することによって、義時の物語は一個、壁を超える。肝心の捕縛シーンは週を跨いだが、将軍自身が、あまり際立った「自我」を出さないところに、彼が主役ではない、という実感を感じる。