日経テレ東大学の終焉

人生もいつかは終わるのだが、コンテンツもいつかは終わる。日経テレ東大学もまた、然り。ただ、今回の終わらせ方はなんだかなあ、という感じが正直している。文春の報道が全てではないのだろうが、どうも、このクニは「変化」を好まない傾向にある。

後藤達也氏が云うところの、「日経のエスタブリッシュメント」達は、結局、日経テレ東大学を終了させる、という選択をして、変化を「拒んだ」のではないかと思う。mixiや、facebook、twitterの潮流から、youtubeや、Tiktokへの移行を上手く乗り切れなかった日経にとっては、日経テレ東大学は、「それなりの」コンテンツだったと思うのだが、それを切り捨てて、元の保守本流、エスタブリッシュメントを守ることがどうやら、彼等の正義のようだ。

結局、このクニは「外圧」でしか、変革出来ないのかもしれない。

生きているだけで精一杯。

出勤した帰宅の途上は、必ず電車酔に似た症状に襲われて、気分が悪くなる。「行き」の電車はそうでもないのですけどね。日々、ストレスに思うようなことは減った感覚はなんとなくあるのだけれど、結局、この病気は「一生モノ」の付き合いを前提に、人生設計していかないといけないのかもしれない、と改めて思う。

Elden ring

散々迷ったあげくに、Play StationのウィンターセールでElden ringを購入。まだ手をつけてないけど。なんか、ゲームに逃げていた人生から脱出出来ているような感じもあるので、もう1回沼にはまるかどうかは微妙なところかな、とは思っている。

【書評】恋愛の方程式って東大入試よりムズい

読んだ。

はるか昔の記憶だけど、東大入試は「正解のある問題」で、社会人生活は「正解のない問題」であり、正解のある問題で優秀な成績を取れなかった奴が、正解のない問題で優秀な成績を取れないのは当たり前である、という話があった。

要は、東大卒は何故に社会に出ても優秀なのか、という話だったのだけど、同じロジックで言えば、「正解のない問題」である恋愛が東大入試より難しいのは当たり前だな、というのが読む前の印象だったのだけど、読んでしまえば、スッと読める非常に良い本だったと思う。

自分なりの解釈や、回答、見解はあるにせよ、著者の意見もこの本で追加インストールしておけば、人生の選択肢の幅はきっと、広がるんじゃないだろうか。正解のない問題への向き合い方の唯一の方法とは、結局「自分の引き出しを増やす」しかないと思うから。

東京オリンピック開幕式まで1週間

春先に、Facebookで繋がっている古い友人が「五輪中止が決まった」旨の書き込みをあげていて、彼はまあ、そういう方面の仕事をしているので(敢えてぼかすが)、まあ、そうだよね、と思ったのだけど。

なんだかんだで開幕する方向で遂に1週間前である。

例の「ボッタクリ男爵」も来日したらしく、ワクチン接種の機運も高まってきて都心辺りは今頃盛り上がっているんだろうか。もう3ヶ月ほど都内に入っていないけど。ここから急転直下の中止決定とかないかなー。ないよな。

人生のうちで、自分の生活圏の中でオリンピックが開催される機会なんて本当に1回あるか、ないか、なんだから、本当だったらもっと、ワクテカしたんだろうな、とは思う。

今日から11月

1日というのは、何かを始めるには丁度良い気分がするのだけれど、今日から11月ということで。相変わらず、色々な事が上手くいかなくて悩んでいる。割り切り上手になりたいなあ、とか、もっとエゴイストな人生を送りたいなあ、と思うのだけれど、それもかんたんには出来ず。色々上手くいかない。
せめて、blogだけでも再開してみようかと。

確かに人生詰んだ

確かに人生詰んだし、何のために生きているかわからない。

人生詰んじゃったからこれからのことを諦めたら何のために生きているかわからなくなった

結婚もほぼ諦めてる。色々なものを諦めた。でも、その中でも、「もっと上手くやれる。」って考えている自分がいるのがもどかしい。もう、面倒くさいこと考えるのを止めて、シンプルに我儘に生きたいな、と何回思っただろうか。

スティーブ・ジョブズ by アーロン・ソーキン

彼の死後に公開された伝記映画数本の中では秀逸の出来だったと思う。僕がソーキン贔屓だということを割り引いてもだ。舞台仕立ての3本のスピーチの裏側。そして彼の人生のターニングポイントをその中で過去を振り返りつつ浮かび上がらせるソーキン独特の手法は秀逸でそして健在。下手に忠実に伝記に沿うよりも、こういう描き方のほうが映画としては良いと思う。ただし、これは映画ではなくて、舞台として描かれる方がより良いとは思うのだけど。