タイトルの「玉」というのはおそらくは蹴鞠の玉のことだろう。
何事も思うようにコントロールするのは難しい。それは北条泰時の名前もそうだし、善児が二代目になるのもそうかもしれない。物語には「メッセージ性」を求めてしまいがちなのだが、今回のメッセージはそんなところか。
オチというか、きのこのくだりも含めて、世界は思うようにはならぬもの。
この国では口に出来ないような話。
タイトルの「玉」というのはおそらくは蹴鞠の玉のことだろう。
何事も思うようにコントロールするのは難しい。それは北条泰時の名前もそうだし、善児が二代目になるのもそうかもしれない。物語には「メッセージ性」を求めてしまいがちなのだが、今回のメッセージはそんなところか。
オチというか、きのこのくだりも含めて、世界は思うようにはならぬもの。
偉大な先代を継いだ二代目はつらいね、という話をしていたら、いつの間にか、その二代目は真正の駄目男だった、という感じ。
物語の主題は梶原景時の退場なはずなんだけど、クズっぷりが鼻について、本題がよく頭に入ってこなかった。もう少し、巧い描き方がなかったものだろうか。梶原の退場は何か別の本質を持っているような気がしてならない。あと、タイトル回収の「名刀」というのは結局なんだったのかが今ひとつわからなかった。
池袋のミクサライブ東京で開催中のモヤさま展覧会に行ってきました。
15年の歴史が「グンっと」詰まった展覧会。時間があれば、ずーっと見ていたい感じ。
年表だけで、見応え充分だったけど、DVD化されているエピソードが多くて、そうでもないところにももう少し光があたっていると良かったかな。あと、「秘宝館」は結局、「あれ」を見せるためだけに設けられた感じがします。まあ、秘宝館っぽいんだけどさ。
雑に台車がおいてあるけど、実は青木さんが乗った例の台車だったり、狩野アナの新曲がループしてたり、なかなか「ドイヒー」な感じでした。ハワイの出雲大社に行って、例のノートに記帳している人はもっと楽しめたんだろうなあ…
結局のところ、「偉大な先代」を継いだ二代目はつらいよ、という話になるか。
先代がどれだけ偉大だったか、にもよるので、若くして家督を継いだことが障害になるわけでもないのではないかと思っている。先代がきちんと気配りをしてくれていれば、なのだが。
愚問だが、武家にあるまじき行為、というのはこの頃から存在したのだろうか。「落馬した」というのを悪い事のように描いていたが、どうなんだろう。八重の桜で佐久間象山が武士にあるまじき行為ということで詰められていたシーンがあったと思うが、武家の作法というのはいつ頃確立されたのだろうか。
比企能員は、後に北条家によって討ち取られるのだが、今回は吾妻鏡に忠実なので、尼御台の立ち聞きなど、面白く描かれる要素がありそうだと期待はしている。
実は頼朝は未だ亡くなっていませんでした、の巻。
確かに落馬したところで前回は終わっていたので、そうなんだけど。描き方としては、後半戦のオープニング、と言った位置づけなのかもしれないな、という印象。
後半は「覚醒した」北条義時が得宗家の権力基盤を築く物語であるという予想なんだが、意外と群像劇的な描き方になるのかもしれない。そのための「13人」というタイトルなのかもしれないし。