正統派の続編、というのがファーストインプレッション。池田秀一も語っていたが、ハサウェイ・ノアは、カミーユ・ビダンのストレートな鬱屈さとは何処か違ったものを抱え込んでいる。それは、ジェガンでチェーン・アギを撃墜した時、そしてクエス・パラヤが自分の身代わりとなってくれた時に産まれたものなのかもしれないが、その鬱屈さが昇華した結果がマフティーとしての活動になってはいないだろうか。
本編としては、言葉選びが秀逸で、おそらくこの辺はユニコーンあたりから、もっと言えば0083辺りの流れを受け継いだものだろう。今回はクスィーガンダムの受領までだったが、続編が楽しみになった。