2022年振り返り

今年も残すところ、あと数時間だが、1年前の投稿を振り返ってみたところ、絶望的なことしか書いていなかった。結局、体調が良くないと、思考能力さえ減退し、ろくな文章すら書けないのだ。

では、2022年は多少はましだったのか、というと、そうでもないのだが、11月半ば位から、多少は体調が良くなっているような感じはしている。縁切り榎にストレスとの縁を切りたいと願をかけたのは、たしか今年だったと思うが、ストレスと縁が切れたか、というとそうではなくて、相変わらずストレスを感じることは続いている。ただ、思い込み度合いは随分浅くなった。結局は考え方次第というところだろうか。

相変わらず「良い出逢い」は今年もなかった。結婚願望がないわけではないし、そういう活動をしたいとも思ってはいるのだが、そこにたどり着くだけのパワーがなかった。

今年の収穫は、おそらく、LAST SHIPシリーズをコンプリート出来たこと。パンデミックがこれだけ広まったときに、Season1とSeason2の記憶を呼び起こしてはいたのだが、もっと早く観ておくべきだったと思う。ウィルス騒動が呼び起こしたであろう、人間の「善い面」と「醜い面」は、多分、現実世界での思考に置き換え可能だったはずだ。

2023年へ向けての抱負は今のところはない。モチベーションの問題だが、唯一あるとすれば、戸隠神社を訪問したいという欲望が叶えばいいかな、という程度かもしれない。

壊れたヒーターを廃棄

横浜市の小型家電回収BOXを使って、壊れたヒーターの廃棄に成功。最近、自宅マンションのゴミ回収ルールが厳しいので助かった。自宅マンションのほうも、ルール違反者には罰金制裁、という規則を制定したはいいものの、実際は何も機能していない状態。

4月から来ている新しい管理人が無駄にやる気で、違反事項があると、手書きのビラをベタベタ貼りまくるのがなんか、煩わしいんですよね。

本屋の存在意義

久しぶりに横浜ルミネの有隣堂に行ったら、地下2階に縮小移転していた。amazonの台頭で、本屋の存在意義に疑問が呈されて久しいのだが、横浜に住み始めた当初は結構大規模な本屋だった店舗が段々と縮小されていくのを見るのは悲しいものがある。

伊勢佐木町にある有隣堂は無事なんだろうか。久しく伊勢佐木町も行っていないのだが、正月に久しぶりに行ってみようか。

医者への不信感

今日の通院で、今年のメンタルクリニックもおしまい。随分前からある、医者への不信感というのを相変わらず拭いきれていない。

何が不信感の原因なんだろう、と考えると、診療時の会話の内容だったりするんだろうけど、そこを言い出すと延々とこちらのターンで何かを訴えていかないといけない気がして、なんかめんどくせーな、という気になって、そのままになっている。

とりあえず、今年はさっくり眠れるような睡眠導入剤のパターンを見つけることができただけでも「良し」とするべきなんだろうか。来年は、もはやメンタルクリニックとの付き合いそのものを根本から見直すべき時期なのかもしれないのだが。

鎌倉殿の13人#48「報いの時」

物語としては、良い最終回だったと思う。オープニングの徳川家康のくだりはいらなかった感じがするけど、NHK的には、多分、番宣的な要素もあるんだとは思う。

https://twitter.com/nhk_kamakura13/status/1604325583177097217

肝心要の承久の乱は、あっという間に終わって、描写は義時に毒を盛るシークエンスに移行したのだけれど、トドメをさすのが悪妻ではなく、姉であったところに三谷幸喜の愛情を感じた。世の中は移り変わり、新しい世を作っていくのは息子の代。そして大河ドラマも1年を終わって、家康に変わっていく。そんな感じだろうか。

今作は、全般に渡って史実のシーンよりは、脇の描写が多かった感じがする。鎌倉時代という、戦国に比べればあまり知られていない時代を描くからこそ、出来た作業ではないだろうか。

自衛隊のパワハラ対応

陸上自衛隊のパワハラ騒動が少し前から話題だったのですが、ひとまずは決着がついたようです。

個人的には、パワハラをするような輩は、それ相応の処罰を受けるべきだと思うので、今回の件は妥当だと思う。性暴力、という扱いなら、むしろ告訴にまで持っていくべきで、免職で済んでいるのはむしろ甘いくらいではないか。

海上自衛隊でも、パワハラで降格処分、という報道もあったので、パワハラが世の中から撲滅されていく方向になって欲しいと思う。

そう言えば、落語協会のパワハラ騒動はその後、どうなったんだろうか。

鎌倉殿の13人#47「ある朝敵、ある演説」

長かった物語も残すところ後2回。承久の乱を描ききって、ラストエピソードはそれなりに後日譚を描くのではないか、と考えていたのだが、どうやら違う模様。

https://twitter.com/nhk_kamakura13/status/1601788869816492033

北条政子の大演説はあれで良かったと思う。後追い記事を読むと、御家人たちの真ん中でやるOAのパターンと、前に立つパターンと二通りあったというが、御家人たちの輪の真ん中で演説をうったからこそ、あの迫力が出た。

次回は最終回。後鳥羽上皇のラストがどの程度描かれるのかは注目する。義時の終わり方も。

一千万の壁

年俸制なので、賞与に評価は関係ないのだが、冬の賞与が出て、現有金融資産が1000万円の壁を超えた。明日には、色々支払いもあるので、すぐにまた壁を戻ることにはなってしまうのだが。

老後2000万円問題がアレコレと言われたのは数年前だと思うのだが、実際問題、2000万円を定年退職するまでに作るのは結構な至難な技ではないかと思う。親からの生前贈与も引き出しきった感があるので、あとは実家で持っている不労所得の資産も計算にいれて、老後の設計をしていくことになるのだが、メンテナンスや、リフォームも考えると、まだまだ全然足りない感じがする。

ワールドカップ2022

ワールドカップ日本代表の戦いが終わった。

ウィニングイレブンが無料DLの大衆ゲームと化してしまってからは、サッカーをそんなにおおまじめに追いかけてこなかったので、おそらく代表の試合を真面目に観たのは、ロシア・ワールドカップ以来だと思う。

国を背負って戦うシーンを観るというのは独特の緊張感を視聴者にすら与えるもので、知らない選手が点を取っただけでも喜んでしまうのは不思議なもの。

今回の大会での発見は、Abemaが全面的に放映権を握った関係で、ネットでの一斉視聴が一般化された、ということと、同じくAbemaで解説を勤めた本田圭佑の解説手法がそれなりに面白かった、ということだろうか。安定していて、熱の入っていない、そこそこ試合に集中できるNHK衛星放送の中継を好んで観てきた人間としては、なかなかに新鮮だった。

Abemaもそのうちテレビ朝日の資本が抜けて、インターネット放送として独り立ちはするのだろうが、今回、Abemaが実証したインターネットでの同時中継の有用性は、他にも当然適用できる手法だと思うので、放送関係の業界変化が次の4年間でどうなっているか、というのは非常に楽しみではある。

鎌倉殿の13人#46「将軍になった女」

北条政子が「尼将軍」になって、物語はいよいよ承久の乱へ。

https://twitter.com/nhk_kamakura13/status/1599252151808786433

実衣は源氏の血を引く自らの息子を鎌倉殿にしようとして「断罪」を受ける。物語としては、北条政子が尼将軍を引き受けることで、妹の生命を救った、という形になっていたが、こうなると承久の乱のエピソードは「薄く」なるんだろうな、という感じがした。見せ場とそうではない場所をメリハリつけて描いたほうが、ストーリーとしては面白いと思うのだが、今回は、どうも一話完結のエピソードが多すぎる気がする。