【続】エンジニアの面接採用が不思議

前段のエントリ「エンジニアの面接採用が不思議」で書いたのは何だか転職面接の愚痴みたいなエントリになってしまったので、もう少し書いておく。

件の面接で言われたこと。
「普段、自分が使っているサービスでこうして欲しいとか、改善点を希望することはないのか」

という問い。前フリとして、自前でレンタルサーバでblogを書いているとか、wordpressを使っているとか、コミュニティのwebページ、SNSを作って管理しているとか、そんな話があった。とはいっても、年間1980円のレンタルサーバに何かを要求しようとも思わない。softbankはいくら言っても改善してくれなかったし、マンションのBフレだって別にオンラインゲームをやるのに十分な速度が出ているし、現状不満はない。でも、そこへ改善点を見出して、何かを「クレーム」するのが彼の正義らしかった。(要約するとそういうことだ)
1980円のレンタルサーバに何を求めるか、ってある程度安定して稼働してwebホストの機能を果たし続けてくれること意外に何があるんだか。mysqlだって5つ使えるし、postgresqlも使える。別に不満ないよ。値段相応じゃんね。

っていう話をしたら途端に不機嫌になって笑いを堪えるのに必死だった。わかりやすいな。まあ、要は価値観おしつけんなよ、って思ったわけなんですが、上司~部下、先輩~後輩の仲になれば、価値観の押し付けだって空気を読んで甘んじて受け入れるのが古き良き日本の会社なわけですから、面接終了して即エージェントに電話してお断りをしたわけであります。

ま、そのさらに前フリとして前段エントリで書いたように「正社員募集のつもりが契約社員募集」だったり、「ソフトウェア・エンジニアのつもりがNWエンジニアだったり」といった流れがあって、「自分を売り込もう」なんて気概は何処かへ吹っ飛んでいた訳ですけどね。

ということをつらつら考えて思い返していると、インスパイア元だったエントリの続きである「日本のエンジニアの採用面接は不思議だと思うの続き」こっちがエントリされていて、1年位まえに経験したgoogleのインタビューは実に端的でエンジニアの面接としてはこうなんだろうな、という理想形がそこに見えた気がするわけです。

と書いていて結局愚痴が言いたいわけだな。俺は。

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