鎌倉殿の13人#8「いざ、鎌倉」

頼朝の鎌倉入り。

https://twitter.com/nhk_kamakura13/status/1497783607988994056

戦国時代のドラマならば、重臣達が並んで酒を酌み交わす、なんていうシーンはよくあるが、それが、この時代だと、外になるんだな、という話。あとは頼朝が信頼できる側近というのがまだ少ないと言うのがよくわかる。

それにしても、源義経はどのようにキャラクター設定されているんだろうか。後々の合戦では結構重要な役回りを演じる筈なのだが、ここまで「やんちゃ」に描いて大丈夫なのか。

鎌倉殿の13人#7「敵か、あるいは」

源頼朝に見る、「大将の器」とは。

https://twitter.com/nhk_kamakura13/status/1495246889817718786

有能な大将、指揮官というのは、「全体最適」を考えることが出来る人ではないか、と個人的には思うのだが、有能な部下もまた「有能な大将」であるからして、お互いがお互いにそこを見極めあっているのだ、という一節。

頼朝には源氏の棟梁、宗家という家柄があって、上総広常には2万という軍勢がある。お互いに持っているものは違えど、そこをお互いに利用しようではないか、という話なのかな、と。

鎌倉殿の13人#6「悪い知らせ」

物語冒頭で頼朝を見逃した梶原景時は、後に頼朝の寵愛を受けたとされる人物であるが、物語上では、まだ「謎の武将」の扱いをされているようである。

https://twitter.com/nhk_kamakura13/status/1492710179602898946

物語全般としては、東京湾を横切って、頼朝が安房へ逃れる回で、さしたる展開はなかった。三浦一族が旗幟鮮明にして、頼朝方についたことくらいか。そもそも名前は出ているが三浦義村は吾妻鏡ではこの頃にはまだ名前すら出ていないのだが。

鎌倉殿の13人#5「兄との約束」

いわゆる、石橋山の戦いに至る一部始終。

https://twitter.com/nhk_kamakura13/status/1490173482340126723

北条宗時の最期とか、表向きに正史として語られている部分とは異なる部分が多かったが、そこは「三谷脚色」ということで。タイトル回収をするとすれば、頼朝は最終回を待たずに亡くなるという予想なんだけど、この調子で行くと源平合戦がどこまで丁寧に描かれるのかというのも多少不安ではある。

鎌倉殿の13人#4「矢のゆくえ」

吾妻鏡に描かれた「最初の矢」が放たれるまでの一部始終。

https://twitter.com/nhk_kamakura13/status/1487636748205187076

吾妻鏡はそんなに気にしていなかったのだけれど、麒麟がくるで、明智光秀が目を通していた書物の一つではなかったか、という気がする。成立をみれば、その正当性に思うところはあるかもしれないが、光秀の時代に歴史書として扱われていたとするのであれば、今回、脚本の底本となってもおかしくはない印象ではある。

鎌倉殿の13人#3「挙兵は慎重に」

本編はまだまだ先、という感じなのだが、法王からの密勅が届いたので漸く物語が動き出す感じだろうか。

https://twitter.com/nhk_kamakura13/status/1485127713358848004

ドラマなので、脚色はあるし、多少おおげさに描いている部分はあると思うのだけど、あれをしなければ、謀反を起こされることも無かっただろうに、とか、ここで思いやりの心をもっておけば、というシーンは際立った。三谷脚本からすれば、全て伏線なのかもしれないが。

平家隆盛の世の中というのを、もう少し描いたほうが良いようなイメージはある。戦国時代ほど、この時代に馴染みがないだけに。

鎌倉殿の13人#2「佐殿の腹」

坂東武者、という言い方が引っかかったのだけど、坂東とは、碓氷峠の「坂」より東、という意味から転じて「関東地方」を指した言葉だったか。

https://twitter.com/nhk_kamakura13/status/1482593537044754432

メジャーな存在である戦国時代や、江戸時代とはまた違った言葉遣いがあるよなーとは思った。宮沢りえが登場、年寄の妻役を演じているところを見るに、彼女も歳を取ったものだな、と思う。小池栄子は、どうなんだろうか。オープニングで出てくる明らかに北条政子である像があるのだけど、あれに似合うだけの働きを劇中で演じられるかどうかは、未だちょっと不安が残った。

鎌倉殿の13人#1「大いなる小競り合い」

鎌倉殿の13人がスタート。

https://twitter.com/nhk_kamakura13/status/1480026854300037120

山本耕史は、石田三成のイメージが全然消えていないことに愕然とした。もう5年以上経つというのに。これも、普段ドラマ、テレビをみない弊害だろうか。

ストーリーとしては、源平盛衰記そのままになる感じがするのだが、源平盛衰記自体が、もうメジャーな地位から陥落して久しいので、どこまで核心に迫ったドラマ作りが出来るのか、というのはこれからに期待だと思わせてくれた初回。