藤枝梅安観てきた。「ザ・時代劇」という感じで良かったと思う。
原作素材がきちんとあって、今まで何度も映像化されていると、「アップデート」も大変だな、と思うのだけど、それなりにきちんと仕上がっていたのではないか。
大河ドラマにしても、忠臣蔵にしても、令和になると「前提知識」がないのを前提として「寄せて」描きに行くものだと思うのだけど、無理に寄せすぎることもなく、丁度良い塩梅。
人間の醜さとか、良さ、とか、美しさとか、色々なものがしっかりと描かれていた。
人間は、よいことをしながら悪いことをし、悪いことをしながらよいことをしている
講談社文庫「仕掛人・藤枝梅安」(一巻)「殺しの四人」あとがき
4月からは後編。木村拓哉の映画もいいけど、こちらの映画もレイトショーでやってくれないかな。