真田丸#40

片桐且元の自分語りによる方広寺大仏殿事件の顛末一部始終。

国家安康君臣豊楽

の部分が「趣向」とは三谷幸喜も思い切ったもんだと思われる。それにしても、真田幸村を迎えに来たのが片桐且元とは少々無理があったのではないか。真田太平記ではどうなっていたかな…

真田丸#39

大坂の陣迄の箸休め的な1話。真田紐の話は俗説に過ぎないというのが通説だと思ったが、今回はそれの採用はなし。それにしても、ルソンから帰国した際にもってきた紐が原型というのは少々無理があったような気がする。

真田丸#38

時が一気に進んで、三谷幸喜の苦心が見える回。昌幸の死と、徳川幕府の開府。その裏のアレコレ。
小野お通の登場は公式のFacebookで観ていたので、了解はしていたけれど、この先何処まで重要な役回りを果たすのかは注目するべき点だろうか。加藤清正の死といい、重要な所は池波正太郎の小説をなぞっているような印象を受けた。

真田丸#37

関ヶ原の合戦、第二次上田城合戦の後日譚と、九度山入り迄。
忠勝が信幸と共に命乞いをする場面はなかなか良かった。有名なエピソードは数あれど、肝心な部分はそれなりにしっかり描かれているような感じがする。それにしても、次回予告はなかなか衝撃的だった。40回目を前にして昌幸を殺すか、って感じだなー。残り10回で冬の陣と夏の陣を半々位で描くイメージだろうか。源二郎が観ていないものはとことん省略するという意味ではそれが一番良いのかもしれないが。

真田丸#36

小山評定から、第二次上田合戦、関ヶ原の終わりまで。
予想通り関ヶ原そのものは数カットで終わった。それにしても、今作は合戦シーンがどうにも陳腐な感じがする。殺陣自体は悪くないと思うのだけど、やはり予算の関係だろうか。天地人も結構陳腐だったけどね。スタジオ撮影で予算がかかっていないのが見え見え過ぎてちょっとね。大坂の陣にはその分予算がかかると信じたいもの。

真田丸#35

真田親子苦渋の決断、「犬伏の別れ」。家を残す、ということを第一に考えれば今回の真田親子の決断は正しい。
来週はいよいよ稲姫最大の見せ場、というところだろうか。関ヶ原は殆ど描かれることはなさそうな感じがするな。あくまでも第2次上田城合戦がメインか。

真田丸#34

7将の決起と、家康の会津出兵迄。
7将の決起の時、三成は家康の屋敷へ逃げ込んだというのが史実かと思っていたけど、どうやら違うみたいね。なんだか、創作と史実の違いを改めて認識出来てためになるなあ、という感じ。それにしても、はるは一途だなあ、と。

真田丸#33

石田三成の嫌われっぷりと、徳川内府の対比がなかなか巧い描き方だった。家康は好かれていたというよりは、反三成の受け皿となった感じだろうか。来週は7将による三成襲撃というところだろうか。あと20回を切っているけど、第2次上田合戦、九度山にどれ位時間を割くのだろう。ちょっと残り回数と物語の展開が気になってきた。

真田丸#32

まず訂正。出浦様死んでなかったYO!良かったよ!でも、全身火傷らしいけど。

秀吉死後の三成と家康の応酬。五郎八姫と忠輝の婚儀はこの件の代表的な例なんだけど、劇中で5男って言っていたような気がするのだが、6男じゃなかったっけ・・・?
それにしても、今回の家康の狸っぷりは良かったと思う。天下を取れ、という正信の言に「くどい」とか言いつつ、乗り切っていく様は良かった。

真田丸#31

秀吉の死、そしてそれを巡る政争と、その最中での出浦の死。
忠勝と出浦の立ち回りは、そこそこ良かったと思うけれど、主の長子を目の前にして思わず怯んだところへの忠勝の背後からの斬りつけによる最後はちょっと脚本的にはどうなんだろう、という感じがした。出浦をあそこで殺す必要性があったとは言え、もう少し巧いやり方はなかったろうか。気がついたのが信幸というのは巧いと思ったけれども。
それにしても、秀吉の最期は色々と観てきたけど、今回のはリアリティがあってなかなか良かった。役者の素養もあるのかもしれないが。