暑ければ寒いと云え

暑ければ寒いと云え、悲しければ笑え、とは虎哉宗乙の言葉だったが、その真意は、人の上にたつものが滔々と不満を口に述べてはいけないということ。我慢の出来ない奴は大将足る器ではないということだ。

「義を説き、範を垂れる」とカスペン大佐に詰め寄ったのはキャデラック特務大尉だったが、これも指揮官の何たるかを語った言葉。

なんだか、美しい指揮官、モデルロールとなる人がいなくなってしまったような印象が最近している。悲しいけれど。これも老害の一種なんだろうか。