真田丸#34

7将の決起と、家康の会津出兵迄。
7将の決起の時、三成は家康の屋敷へ逃げ込んだというのが史実かと思っていたけど、どうやら違うみたいね。なんだか、創作と史実の違いを改めて認識出来てためになるなあ、という感じ。それにしても、はるは一途だなあ、と。

真田丸#33

石田三成の嫌われっぷりと、徳川内府の対比がなかなか巧い描き方だった。家康は好かれていたというよりは、反三成の受け皿となった感じだろうか。来週は7将による三成襲撃というところだろうか。あと20回を切っているけど、第2次上田合戦、九度山にどれ位時間を割くのだろう。ちょっと残り回数と物語の展開が気になってきた。

真田丸#32

まず訂正。出浦様死んでなかったYO!良かったよ!でも、全身火傷らしいけど。

秀吉死後の三成と家康の応酬。五郎八姫と忠輝の婚儀はこの件の代表的な例なんだけど、劇中で5男って言っていたような気がするのだが、6男じゃなかったっけ・・・?
それにしても、今回の家康の狸っぷりは良かったと思う。天下を取れ、という正信の言に「くどい」とか言いつつ、乗り切っていく様は良かった。

真田丸#31

秀吉の死、そしてそれを巡る政争と、その最中での出浦の死。
忠勝と出浦の立ち回りは、そこそこ良かったと思うけれど、主の長子を目の前にして思わず怯んだところへの忠勝の背後からの斬りつけによる最後はちょっと脚本的にはどうなんだろう、という感じがした。出浦をあそこで殺す必要性があったとは言え、もう少し巧いやり方はなかったろうか。気がついたのが信幸というのは巧いと思ったけれども。
それにしても、秀吉の最期は色々と観てきたけど、今回のはリアリティがあってなかなか良かった。役者の素養もあるのかもしれないが。

真田丸#30

豊臣政権末期の「黄昏」。死期を悟った秀吉と、それに困惑する周囲。三谷幸喜の描き方が新しいのか、現代的なのか、どうも古風な時代劇の秀吉末期のイメージが残っていて、ある意味で斬新だったと思う。悪く言えば、違和感を感じた、という感じだろうか。
それにしても、吉野太夫役の中島亜梨沙、綺麗だよね…

真田丸#29

予告編では、「夫婦道」という面を押し出していたけど、印象としては認知症の気が出てきた秀吉の印象が強い回。それにしても、稲姫が源三郎に抱きつくシーンはちょっと盛り上げ方が派手だな、と思った。BGM的に。
あとは、きりがキリシタンに転ぶのかどうか、というのが今後の注目点でしょうか。ギリギリのところで綱渡りをする人生なので、多分転ばないんでしょうけど。

真田丸#28

秀次の失脚と切腹。信繁は大谷刑部の娘を妻に娶る。大谷刑部は関ヶ原の頃は病に侵されていたというのが多くのドラマの通説だけど、今回の大谷刑部の病はその伏線だろうか。それにしても、きりちゃんは史実的には信繁の側室にあたるわけなんだけど、なんだか、中途半端な立ち位置でここまで来てしまったなあ、という感じ。

真田丸#27

太閤秀吉と、関白秀次の不仲、不信の描き方、って色々あると思うのだけど、独眼竜政宗の「自己崩壊」のタイプが一番印象にあった。酒と女に溺れていく秀次、みたいなやつ。
今回の描き方は、お互いの思いが裏目、裏目、に出て行くという点では新しいな、と思って、ちょっとだけ上手くいったシーンに真田兄弟の「不信」が巧みに散りばめられていて、なかなかストーリーの運び方が良かったと思う。

真田丸#26

第1次朝鮮攻めと、オババ様の死。タイトルの「瓜売」から、北野の大茶会を予想したのだけど、ちょっと違った。今回で26回目なので、折り返しなのだけど、大坂夏の陣を終わりと考えればちょっと進み具合が遅いような気がするのだけど、どの辺がスピードアップするんだろうか。

真田丸#25

利休の死、そして鶴松の死とその周辺のアレコレ。
時間軸を行き来しながらのドラマの描き出しは三谷幸喜に限った手法ではないけれど、今回は描き出し方は絶妙だったような気がする。最後に淀殿と利休が像の点で繋がる点まで含めて。ラスト近くの昌幸と家康の台詞の被せ方も。
それにしても、秀次ときりはどのように関係を切らせるんだろうか。