鎌倉殿の13人

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鎌倉殿の13人#38「時を継ぐ者」

遂に決断の時。絆は永遠の「はず」だったもので、永遠ではなかった。義時の衣装は、闇に、ダークサイドに堕ちていく都度、濃くなっていって、遂に黒が基調になる。「道具」として前任者から受け継いだ暗殺者が、悪の元凶である継母を「仕損じる」とは想定外だ...
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鎌倉殿の13人#37「オンベレブンビンバ」

謎を呼んだタイトルだったが、蓋をあけてみれば、単なるお経の文言だった、というオチがついた。結局、りくの「悪女」ぶりが際立っていて、親父殿は何も悪くはない、というストーリーなんだけど、父親を追放することによって、義時の物語は一個、壁を超える。...
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鎌倉殿の13人#36「武士の鑑」

武士の鑑、というタイトルでまず思うのは、所謂「武士道」という概念が確立されたのはいつなんだろう、ということ。現代に伝わる武士のお作法はおそらくは江戸時代のものだから、結局はそれくらいの時代なんでしょうけどね。本編を見るとわかるけど、鎌倉の頃...
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鎌倉殿の13人#35「苦い盃」

陰謀渦巻く鎌倉。畠山を追い落とそうとする、北条家と陰謀を阻止しようとする義時の小競り合いといった感じ。実際に滅ぶのは来週以降なんだろうけど、その前段階としては面白い回だった。義時の新しい妻を瞬間で見抜く三浦義村も良かったですよね。
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鎌倉殿の13人#34「理想の結婚」

話の流れ的に何を伝えたいのかがよく見えないな、と思っていたのだけど、最後の最後で全部ひっくり返ったイメージ。どいつもこいつも欲にまみれた登場人物ばかりのなか、義時だけ、そういうのに引っかからないのは不思議と言えば不思議だったのだけど、これで...
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鎌倉殿の13人#33「修善寺」

最強の暗殺者も結局は「人の子」だった、ということだ。前回のドラマでそのフラグは立っていたのかもしれないが。若い時には「何かしらの正義」を追い求め、「間違っているであろうこと」を糾弾したくなる。義時は、自分のかつての姿を若い息子に観ている。清...
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鎌倉殿の13人#32「災いの種」

今回の大河ドラマはタイトルに張られている伏線をよく考える。災いの種とはなんであったのか。無理難題を御家人に吹きかけて、無念の死に追いやった将軍自身か。比企一族の血を引く直系の子供たちか。エンディングで比企尼に呪詛の言葉を吹き込まれた子は結局...
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鎌倉殿の13人#31「諦めの悪い男」

比企能員を追い落として、北条義時が「ダークサイド」に堕ちた、という表現を見かけることがあるのだが、「堕ちた」という表現が正しいかどうかはやっぱり物の見方によるんだろうな、と改めて思った。アナキン・スカイウォーカーがダークサイドに堕ちたのも、...
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鎌倉殿の13人#30「全成の確率」

巧く繋がった描き方だったという印象。前回「置き忘れた」人形。来なかった将軍。三谷幸喜の大河はこんなに巧く繋げるものだったっけ、という感じがした。全成も、雷雲を呼べるくらいなら、もっと何か出来たんじゃないかと思うのだけど、そこはご愛嬌なのかも...
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鎌倉殿の13人#29「ままならぬ玉」

タイトルの「玉」というのはおそらくは蹴鞠の玉のことだろう。何事も思うようにコントロールするのは難しい。それは北条泰時の名前もそうだし、善児が二代目になるのもそうかもしれない。物語には「メッセージ性」を求めてしまいがちなのだが、今回のメッセー...