まじでオリンピックやるのか、という話

いよいよ7月に入るわけなんだけど、都議選を経由して、オリンピック実施モードに切り替わりつつあるんだが、まじで東京オリンピックやるのか、と思ってしまう。

未曾有のパンデミックの状況で、米国や、ヨーロッパに比べて1周半はワクチン接種が遅れているこの国で、空港の検疫も、選手の隔離もガバガバで、路上立ちのみが横行してモラルも低下しまくってしまったこの国に、オリンピックを実施する資格があるんだろうか。

結局は「利権」という金に群がる政治家と一部の特権階級のため、という話に落ち着いてしまうのだろうけど。

【評】閃光のハサウェイ

正統派の続編、というのがファーストインプレッション。池田秀一も語っていたが、ハサウェイ・ノアは、カミーユ・ビダンのストレートな鬱屈さとは何処か違ったものを抱え込んでいる。それは、ジェガンでチェーン・アギを撃墜した時、そしてクエス・パラヤが自分の身代わりとなってくれた時に産まれたものなのかもしれないが、その鬱屈さが昇華した結果がマフティーとしての活動になってはいないだろうか。

本編としては、言葉選びが秀逸で、おそらくこの辺はユニコーンあたりから、もっと言えば0083辺りの流れを受け継いだものだろう。今回はクスィーガンダムの受領までだったが、続編が楽しみになった。

緊急事態宣言解除(2021年6月)

緊急事態宣言が沖縄県を除いて解除されたわけなんですが、立ちのみの横行だったり、思ったほどリモートワーク、在宅勤務は進まず、世の中の関心はオリンピックの強行開催に向いてしまい、今回のパンデミックに対する対応が本当に正しかったのかどうか、というのは結局のところ、後世の歴史家だけがわかるのだろうと思う。

時の宰相は、どちらかと言うと前で引っ張るタイプではなさそうな印象なので、こういう「有事」のときはやはり小泉純一郎的なキャラクターのほうが良さそうだな、とは思った。