2020年の終わりに

今年は本当に嫌な年だった。コロナウィルス云々はさておき、意に沿わぬ異動、異動後の苦悩、思い返すだけでも嫌になる。

良い人でいるのをやめようと思い至って、自己主張をした結果として、多少は配転を考えてくれるらしいという話は聞いたが、まだ結論は聞いてはいない。そこは良い結果になることを期待したいのだが、結論は結局年を明けてみないと何とも言えないと思う。次の年末は自分は何を思っているだろうか。

麒麟がくる#37「信長公と蘭奢待」

https://twitter.com/nhk_kirin/status/1340492147443834881

蘭奢待、という言葉の響きが好きなのだが、曰く、色々と運命を狂わせてきた宝物だといい、後世の歴史家からすれば、その扱いには注意を要するものと言えようか。

先日、神田松鯉先生が赤穂義士を知らない若者が増えてきているという話をされていたのだけれど、同じように蘭奢待を知らない若者もきっと増えていくのだろうと思う。各地に残された歴史や民族を伝える博物館や展示館もそのうち「用済み」とされる日は近いのだろうか。

麒麟がくる#36「訣別」

https://twitter.com/nhk_kirin/status/1337955432271392770

武田信玄の上洛を契機に足利義昭は織田信長と訣別した、というのだけど、改めて思うと、あの時代の通信網、あの時代の関係性で武田信玄がどれだけ足利義昭に情報を出していたか、というのは甚だ疑問の余地は多いような気がする。

朝倉義景の撤退を嘆くシーンが武田信玄の大河ドラマかなにかであったような気がするが、双方向コミュニケーションが今以上に不利な感じは想像もできないんでしょうね。

それにしても、剣術の稽古のシーン。やっぱり、何事も師匠が大切なんだな、と思わせる。どんな立場であれ、どんな職位であれ。