麒麟がくる#11「将軍の涙」

将軍の涙、というタイトルがいまいち不明だったのだが、将軍がタイトル回収に来たのには少々心がざわついた。

https://twitter.com/nhk_kirin/status/1244136884521050113

でも、今回の今川家はこれまでの大河ドラマと違って「お公家さん」「お歯黒さん」という感じがなくて、有能な為政者という感じが出ていて良いな、とは思う。近々で信秀が死にそうだし、信長と道三の会見が次の見せ場になるだろうか。きちんと描かれれば、の話なんだけど。

二手三手先を読む

戦いとは、いつも二手三手先を考えて行うものだ。

シャア・アズナブル「機動戦士ガンダム」

常に先を読むことの大切さを語っていたのは、あの赤い彗星であるが、こんかいのウィルス危機に際して、勤務先の上層部はどうやら何も考える事ができていないらしい。

稀代の名将、野村克也は、「人を遺した」と言われ讃えられているが、リスクヘッジと人材育成は組織運営における基本中の基本。イロハのい、である。それが出来ていないとは日本人の組織運営も落ちぶれたものである。

そして、先を読んで案を出していく人間を叩き潰すのを是とする、風潮。なんなんでしょうね、この社会は。