【評】ドライブ・マイ・カー

原作は既にkindleの本棚に入っているのだが、映像の方を先に観た。

自分自身が「孤独」であることを自覚しているせいか、三浦透子の演技にもの凄い惹かれるものがあった。結局、人間は孤独なのかもしれない。独りで生きていくしかないのかもしれない。共通する「思念」のようなものを持つ人が見つかれば、それだけで幸せなのかもしれない。そんなことを考えた。聞かせるわけでもなく自分の半生を彼女に聞かせる男と、その話を受けて自分の半生を語る女性。物語としては「長い」が、すっと観ることが出来た。

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