強制力のない国家

首都圏の鉄道で減便が行われて、逆に大混雑、というのが話題なんですけど。

内閣官房が主導して、管掌する国交省と事前調整していない、というのがまた凄いなあ、と思った。もう、なんでもあり、なんだろうな、と思う。何処かの想像力の働かない「偉い人」の思いつきで減便なんていう馬鹿らしい政策が取られる。

むしろ、かつての害悪はさておいておき、官僚主導に政策を戻したほうが今回のパンデミックは乗り越えられるのではないか、というイメージすらしてくる。

医療崩壊とは

自衛隊の医療チームが出張ってくる時点で既に医療は崩壊しているのではないか、と誰かが言っていたと思うのだが、全くその通りではないか。通常の一般往来にある医療スタッフでは既に支えられていないのだから。

twitterや、SNSで観る限りでは、未だに「お客様は神様です」的な思考が実際の医療現場でまかり通っているようなんだけど、もう、テレビやワイドショーの二次的な情報に踊らされて、本質的な問題が何なのか、誰も見えていないのではないか、という気がしてきた。