東京オリンピックが開幕して、なんとなくテレビで観ているのだけれど、今ひとつ、自国開催だったり、自分の生活圏の開催であることの実感が持てないのは何故だろう。河川一つ、超えた都市の向こう側はこんなにも距離があっただろうか。
後世の歴史家が決めるであろう、今回の開催の是非はともかくとして、もう少し、何か自分なりに楽しめるものだと思っていたのだけど、なんだかうまく楽しめていない。
「テレビを観なくなった生活」というのも何処かに影響しているんだろうか。所詮はオリンピックもテレビという魔法の箱が作り出す感動装置に過ぎないのかもしれない、と。