2021年振り返り

昨年の訳の解らない人事異動から始まった流転は、結局、落ち着くところに落ち着いたような気がする。

このまま生きて行きたいという気は微塵もなくて、すきがあれば逃げ出そうとは思ってはいるものの、色々なことをサボってきたつけがまわって、未だに逃げ出すことは出来ていない。結局、学んだことは、どんなに「体制」を作り上げたとしても崩れる時は一瞬であって、それは自分でも予期出来ない、ということだろうか。今だって、自分がいないと「回らない」体制は作り上げることに成功はしたものの、この「王国」も結局のところは誰に突き崩されるかどうか、わかったものではないのだから。

そういうことを念頭において、今後の10年くらいは生きていく必要があるのかもしれないな、とは思う。

投資雑感2021年

money forwardを見ると、今年だけで財産がプラスで30万くらいになっているし、残高グラフも確かに右肩上がりではあるのだけど、どうにも手持ち資金が少ないのは何故かな、と考えるに、現金を手元におかない生活をしていたんだな、と思い至った。

日常の決済はほぼ、バーコード決済のauPAYか、Edyだし、現金を使うのは病院の会計くらいか。溜まっていると使いそうになるので、それも出来るだけ投資口座に振っていた1年間だった。まあ、いざ、遊ぼうとなったときは幾分取り崩しはしたのだけど、WealthNaviもプラスだし、投資信託、米国株も概ねプラス。でも、あと15年でもう1千万積み増せるかな、と考えると無理なんじゃないのか、と思ってしまう。

皆が華原朋美になりたかった時代

皆が華原朋美になりたかった時代、というのは確かにあったと思う。時代が変わった、と彼女は言うけれど、確かにその通りなのかもしれない。時代は変わった。

https://youtu.be/08ntjTkNVME

結局、この国は「利用する者」と「利用される者、搾取される者」で出来上がっているような気がしてならない。先のオリンピックだって、そんな構図なんではなかろうか。清貧であれ、清く正しくあれ、と古き良き時代の価値観を植え付けられた人間達が多い一方で、そんな奴を利用して、のし上がった一部の連中だけが利益を総取りするような構図。

彼女もそんな「被害者」の一人のような感じを受けた。

緊急事態宣言拡大(2021年8月)

コロナウィルスが急激にスプレッドしているわけなんだけど、今更「緊急事態宣言」を拡大したところで、なんの意味もないような気がするのは私だけだろうか。

ロックダウン並のことはこの国では出来ないのだけど、緊急事態宣言を無闇に拡大するのだったら、臨時国会でも招集して、ロックダウンか、ロックダウン「もどき」が出来るように法改正したほうがbetterな選択だと思ってしまう。bestではないにしてもね。

緊急事態宣言が出て

緊急事態宣言が再度、東京に出されたわけなんですけど、酒類の提供云々で政治は揉めていて、一方では協力金はどうした、という声も飛び交っていて、街には立ち飲みが溢れかえっているという。

日本人は民度が高い、という言説が、かつてはあったような気がするんだけど、いつの頃からか、そんなもんはなくなったよね。「みんなと同じことをやりなさい」とか、「空気を読め」とか言われる時代は終わって、何か他人とは「違う」ことをやった奴が一つ抜け出る時代になった感じがします。

個人的にはオリンピックが終わって、その後に混沌が待っているようなイメージしか沸かないのだけど。

松坂大輔引退

松坂大輔引退、という報道が出回った。

数日前に、松坂大輔が行方不明という記事がネット上を駆け回っていたのだけど、結局アレが最後のひと押しになったかもしれないと思ってしまうとなんだか、残念ではある。一時代を築いた選手の去り際としては少し寂しい。

ボストンで投げていた頃がプロとしてのピークだろうか。時代は変わっていくなあ、としみじみ思った。

改めて、お疲れさまでした。

まじでオリンピックやるのか、という話

いよいよ7月に入るわけなんだけど、都議選を経由して、オリンピック実施モードに切り替わりつつあるんだが、まじで東京オリンピックやるのか、と思ってしまう。

未曾有のパンデミックの状況で、米国や、ヨーロッパに比べて1周半はワクチン接種が遅れているこの国で、空港の検疫も、選手の隔離もガバガバで、路上立ちのみが横行してモラルも低下しまくってしまったこの国に、オリンピックを実施する資格があるんだろうか。

結局は「利権」という金に群がる政治家と一部の特権階級のため、という話に落ち着いてしまうのだろうけど。

最低限のルール

他人に相対する時に守らないといけない「最低限の」ルールというのはやっぱりあると思っていて、それは礼儀作法と呼ばれたり、思いやり、と呼ばれたりするものなんだと思うのだけど、こちらが丁寧に接しているのに、相手方が無礼だったりすると、途端にやる気がなくなってしまう。

かといって、こちらも相手と同じレベルで無礼にするとそいつは怒り出したりするから非常に困ったもの。ダブルスタンダードを自分で使っていながら、それに気づいてすらいない。

強制力のない国家

首都圏の鉄道で減便が行われて、逆に大混雑、というのが話題なんですけど。

内閣官房が主導して、管掌する国交省と事前調整していない、というのがまた凄いなあ、と思った。もう、なんでもあり、なんだろうな、と思う。何処かの想像力の働かない「偉い人」の思いつきで減便なんていう馬鹿らしい政策が取られる。

むしろ、かつての害悪はさておいておき、官僚主導に政策を戻したほうが今回のパンデミックは乗り越えられるのではないか、というイメージすらしてくる。

緊急事態宣言解除

今日で緊急事態宣言は解除なわけなんですけど、最早、あんまり実効性が伴っていないんじゃないかな、という印象がある。強いリーダー、強い政府、強制力を否定し続けてきたこのクニの歴史としての結果だし、それはそれで受容するしかないわけなんだけど。

フランスでは、再び外出規制が始まったというし、この世界そのものが段々と違う方向へ価値観シフトしていくような予感はしているのだけれど。