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カテゴリー : 社会

官邸機能が崩壊していた話

今日、一番驚いたニュース、的な意味でメモ書き。
官邸に「左翼80人」入り込んでいた 飯島内閣官房参与が明かした「惨状」

しかし飯島参与が「一番ひどかった」と強調したのは、官邸のセキュリティー問題だ。飯島参与によれば、官邸に出入り可能な人間がいつの間にやら増えており、その数は1300人に及んでいたという。さらに飯島参与は、「個人的な調査の結果」として以下のように語った。

左翼的、というのが何とも微妙な話ではあるけれど、官邸というのは国家中枢的な意味合いが強いわけなんだから、誰でも彼でも入れることが許されるわけでもない。

「左翼的」の基準や「前科の種類、ならびに具体的な調査方法については明らかにしなかったものの、飯島参与は、「(こうした人間を通じて)もし外交・安全保障や為替の問題が外に漏れたら、安倍内閣は沈没ですよ」と憤懣やるかたない様子で、「内調(内閣情報調査室)や警察は何をやっていたかということだ」と声を荒らげる。すでに該当人物からは入館パスを「没収」したという。

自民党側のバイアスを多少差し引いて読むにしても、かなり民主党政権の負の遺産は残っているとみるべきだろうか。

ブラックの蔓延

socialの時代になって良かったなあ、と思うのは、こういう「ブラックの情報」が遍く人の目につくようになったことだと思う。無論ソースはダブルチェックするものだし、バイアスがかかることは理解をしなくてはいけないのだが。

「柳井正は人として終わってる」を読んで

元のソースはこっち。

「柳井正は人として終わってる」 鬱→休職→退職の新卒社員が語るユニクロの人材使い捨てぶり

まあ、アレです。「意識をもった」素晴らしい学生さんというのは、こういう裏系のサイトまでに目が行かないのかもしれないけれど、人生の重大な決断をする前に見るべき情報、探しておくべき情報はたくさんある。就職活動が選択肢の少ない活動である以上は、就職しないという選択肢を選ぶこと自体が難しいのかもしれないけど、impactを比較した際にはやっぱりブラック企業は極力避けておくのが吉というものだろう。

大学の指導層はこういう情報の取得方法も指導するべきだと思うんだよね。

未来の党分裂

衆議院選挙は自民党の圧勝と言って良かった。地方首長を党首なり、代表に近い位置で掲げた政党は早晩破綻するんだろう、とは予測していたが、太陽の党を吸収した維新の会はそれなりに生き残りそう。問題は滋賀県知事を戴いた未来の党。小沢一派を吸収したが、上手くいかず、脱原発の理念は結局はクレームだけが先回りして、ワラントが出なかった。

 日本未来の党は24日夜、結党後初の両院議員総会を都内で開いた。嘉田由紀子代表は阿部知子前社民党政審会長を共同代表にするなどの人事を提案したが、小沢一郎氏に近い議員らが拒否。逆に小沢氏を共同代表とするよう提案されたが、嘉田氏は応じず、結論は持ち越された。

結局、想定していたよりも国民は冷静だった、というところで良いだろうか。当座の結論としては。

日本未来の党、共同代表案で真っ二つ 嘉田氏は阿部氏、小沢系は小沢氏

社会保障はどこまであるべきか

はてな増田で内科医が生活保護受給者の態度を問題にしているようなのだけど、結局この国は最低限度の生活を保証しすぎなんじゃないのかという気がしないでもない。一方で、そこまでやるから世界一の治安が維持されているのだろう、という推論も出来る。あちらを立てればこちらが立たず、なんともし難い問題ではある。結局は人間の知性の問題じゃないかという気がしますけどね。民度とも言えるか。

日本代表の勝利の後で渋谷の交差点が燃えるのも、何だか民度が下がったような気がしてならない。

橋下に飲み込まれる

石原慎太郎首相は確かに見てみたい。国会議員時代に大した実績がない、という人もいるようだが、都知事時代にはある程度の実績はあると思って良いと思う。的はずれな実績もありますけどね。五輪招致はいらないだろ、と思うわけなんですけど、政治とか行政というのは最大公約数なわけで、個人視点や、思いだけが正しいとは思わない。

ただ、石原慎太郎が去った後の維新がどうなるかが見えないのが心配。橋下が国政へ出てくるのか。老獪な国会議員先生とやり合えるのか。あるいは全てが飲み込まれていくのか。変革者としての彼は確かに有意だが、その後の長い目でみたビジョンが見えてこないのだと思う。そこが心配。

期待できない政治

石原慎太郎の新党が立ち上がって、野田は解散を模索し始めて、輿石が止めているという。

期待出来ない政治。

大衆は民主党を選ぶという愚を犯した。震災とか、いろいろ理由はあったにせよ、求められている解散総選挙を実施しない所を考えると政治には期待できないのだと思う。ある種で特権階級にあるのがこの国の政治家なので、まずはその「特権」を取り除く所から始めるのが良いのかもしれません。

自己啓発系

一時期、自己啓発系に「はまっていた」ことはある。けど、結局、読んで満足ではなくて、そこから如何にフィードバックできるか、というところが大切なわけです。就職活動で、こういう自己成長型アピールが主流になってきて、何年経つだろう。

ガクセン – 優秀な学生を検索して採用するサイト

主流というか、潮流としては正しい方向へ向かっているのかもしれないけど、やたらと自己啓発系は、素晴らしいを通り越して、「痛い」と思ってしまう。視線が「ひねてる」というか、斜めに観ているんだろうな、というのは認める。だけど、自己啓発とビジネスは違う。自己推進で、マルチタスクは当然としてもだ。アピールするポイントが現状求められているsolvencyとは少し違い過ぎないか。