RSS

タグ : 厚労省

ブラック企業その後

去年の秋から冬にかけて、厚生労働省がブラック企業の重点監督を実施したわけだけど、相変わらず勤務先では残業代の法定通りの支払いがない。

上記1の結果、違反・問題等が認められた事業場に対しては、是正勧告書等を交付し、是正に向けた指導を行いました。
是正がなされていない事業場については、引き続き、是正の確認を行っていきます。
それでもなお、法違反を是正しない事業場については、送検も視野に入れて対応します。(送検した場合には、企業名等を公表します。)
今後とも、引き続き、若者の「使い捨て」が疑われる企業等に対し、監督指導をしっかり行っていきます。

厚労省はこんな風に書いているけど、結局、国民、社会、総じてはこの国そのものが「ブラック企業」だし、労基署が今の規模と権限でありつづける限りは改善は見込めないものと思っている。

若者の「使い捨て」が疑われる企業等への重点監督の実施状況

若者の「使い捨て」が疑われる企業等への重点監督の実施状況

厚生労働省が

若者の「使い捨て」が疑われる企業等への重点監督の実施状況

を発表した。

正直、始まりはここからだ。やっと線引はした。あとは警告を受けた結果として企業が適法な処置をしたのかどうか。結果として労働者や若者は守られる環境になったのか。それを取り締まることが出来るのか、大切なのはそこだ。今の勤務先の部長は労基法に定められた労働時間超過による健康診断にかかる費用は「無駄である」と言い切った。世の中のブラック企業の管理者の意識なんてそんなもんだと思う。社会を、カルチャーを変えるには取り締まる側がきちんと、100%やっていくしかない。安倍内閣の真価が問われるのはこれからだと思う。