なんか、裏事情はわからんけど、経営再建に参画しているというコンサルタントがうちの部署を覗きにやってきた。まがりなりにも外向けのシステムはうちの部署で全部見ているわけなんだけど、説明にいちいち感心するコンサルタント。大丈夫かね。うちの会社が何をやっていて、何がコアな事業で、確実に黒字にできるか、なんてのは少し考えればわかる筈なんだけど。
まあ、んなことより一緒にきた役員も揃って感心していたのはどうなんだ、と…
この国では口に出来ないような話。
なんか、裏事情はわからんけど、経営再建に参画しているというコンサルタントがうちの部署を覗きにやってきた。まがりなりにも外向けのシステムはうちの部署で全部見ているわけなんだけど、説明にいちいち感心するコンサルタント。大丈夫かね。うちの会社が何をやっていて、何がコアな事業で、確実に黒字にできるか、なんてのは少し考えればわかる筈なんだけど。
まあ、んなことより一緒にきた役員も揃って感心していたのはどうなんだ、と…
そういえば、エヴァを観た。初体験エヴァ。なんというか、断片的に触れていたあの演出はたぶん、昔からのファンの人には凄いはまるんだろうなあ、って思ったけど。まあ、それだけ。ロボットアニメ、っていうよりなんか中途半端にできあがってしまった作品、という感じ。予習をしていないとわからない点ではオペラとか、歌劇とか、その辺に通じる劇場型的な作品なのかもしれない。テレビシリーズならキャラクターの位置づけ、紹介から始まって順番に消化していくんだろうけどね。攻殻機動隊もそうだったし。
ま、微妙だった。
いろんな意味でリスクテイクを考えるのが大事だとは思う。状況を考察して、何事も慎重にいくのが結局はプロなんだけどな。どうなんだろ。
レックレイズがきつい。腹筋マシーンを逆に寝て、両腕で上半身を固定してひたすら足を上げ下げ。確かに「お腹には来る」のだけど、これ。30回が限界。
ボーナスがまあ、7掛けだけど、出ることは出るのでメガネを新調。今回は上だけフレームつき。
質と量と確率とか。いろいろと弊害があっても起きる確率が低かったり、起きる確率が高くても質としては大したことないとか。まあ、ある事象にはいろんな考察面がありますよ、っていう話。
要はトータルで考えた時のnet benefitな処だけが比較できるのが一番良いんですけどね。まあ、それが出来る人っていうのは殆どいなかったりする。
愕然とした。惰性で仕事をなんとなくこなしている自分に気がついた事に。知的好奇心を刺激されることがこの仕事の面白さな筈なのに。そのための材料はあちこちに手が届くところにおいてあるのに。愕然とした。そういうものに手を伸ばそうとしない自分に。なんか、もうダメ。
どうにもこうにも自分の努力や、自分の力でなんともならない状況になってしまうと、人はかくも「やる気」を失うものか。他人を動かす「オーラ」みたいなものがあればいいのだけど、残念ながらそんなものはないわけで。とりわけ、年齢が上だけど、僕がお客さん、っていう場合相手を動かすのは困難。そして、相手がやる気のないちゃらんぽらんだったりすると尚更。
人は「見ていてくれる」人がいると思うからこそ、がんばるんだと思うのね。前の会社では実利には結びつかなくても「声をかけてくれる人」っていうのはいた。でも、それは僕が単に若い社会人だったからなのかもしれない。いや、彼からすれば僕は今でも若いのか。
前の会社では人事評価制度なんてあってないようなものだったし、だけど形式的にはそれは機能していた。今の会社では実力主義なんて歌いつつも、成果主義なんて吹聴しつつも、形式的な評価制度すらまわってない。
めんどくさいでしょ?
ボスがそう言った瞬間に、ああ、やっぱりこういう会社なのか、って思うと共になんというか、虚脱感みたいなものがあった。SEっていう仕事は、わかりやすい側面があって、資格さえ持ってればえらい、みたいなところはあるのだけど、資格手当は上乗せされても、結局単純な「資格おたく」は評価されない。仕事がまわせないから。そういう意味では実力に見合った仕事ができて居心地はいいのだけど、会社の根幹である人事制度がこうも崩壊していると、やっぱり考えてしまう。会社って入ってみないとわからんね。
ボーナスが7掛けなのはいいとして、こういう根本的な人事制度はどうにかならんものかね。
虚偽。偽り。なんとでも言える。だけどさ。いい加減疲れた。形だけの成果主義には。もういいよ。
もっとさっぱり潔いトップの会社がいいな。