クールに振舞おうとすればするほど、どこかで何か、「鬱屈」としたようなものは溜まっていくものだ。それはストレスのようなもので、ストレスではなく、感情の発露が自由にできない、自由にしない、そんなつまらないような理由から蓄積されていく。
人間は感情の動物
って言ったのは誰だったか。色んなものをどのような方法でもいいから、自由に発露して、表現して、生きていけばいいじゃないか。そんな事は何度も考えた。でも、出来なかった。それがカッコ悪いと思っているから。それが何か、どこか情けないと思っているから。だから、どこかで素直に感情を発露できるような場を持ちたいとは常々考える。同僚にさえ、友人にさえ、家族にさえ見せていない本当の感情の発露を。本当に親しい知人にしか見せることができていない感情の発露をできる場。心の琴線が素直に反応して音を奏でる様を。