心の支え

人は「見ていてくれる」人がいると思うからこそ、がんばるんだと思うのね。前の会社では実利には結びつかなくても「声をかけてくれる人」っていうのはいた。でも、それは僕が単に若い社会人だったからなのかもしれない。いや、彼からすれば僕は今でも若いのか。

前の会社では人事評価制度なんてあってないようなものだったし、だけど形式的にはそれは機能していた。今の会社では実力主義なんて歌いつつも、成果主義なんて吹聴しつつも、形式的な評価制度すらまわってない。

めんどくさいでしょ?

ボスがそう言った瞬間に、ああ、やっぱりこういう会社なのか、って思うと共になんというか、虚脱感みたいなものがあった。SEっていう仕事は、わかりやすい側面があって、資格さえ持ってればえらい、みたいなところはあるのだけど、資格手当は上乗せされても、結局単純な「資格おたく」は評価されない。仕事がまわせないから。そういう意味では実力に見合った仕事ができて居心地はいいのだけど、会社の根幹である人事制度がこうも崩壊していると、やっぱり考えてしまう。会社って入ってみないとわからんね。

ボーナスが7掛けなのはいいとして、こういう根本的な人事制度はどうにかならんものかね。

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