10年遅い。

厚生労働省がパワハラを定義した、という話。

 職場のいじめや嫌がらせ問題を検討する厚生労働省の円卓会議の作業班は30日、パワーハラスメント(パワハラ)の定義や、企業などが取り組むべき対策に関する報告書を取りまとめた。

10年遅いよ、って感じです。パワハラで人生壊れた身としてはね。

 人間関係や専門知識などで優位な立場の同僚、部下から受ける嫌がらせなどもパワハラとする一方、指示や注意、指導を不満に感じた場合でも、業務上の適正な範囲で行われている場合は該当しないとした。
 具体的には、暴行や傷害などの「身体的攻撃」▽脅迫や侮辱、暴言などの「精神的攻撃」▽隔離や無視などの「人間関係からの切り離し」▽遂行不可能な行為の強制などの「過大な要求」▽能力や経験とかけ離れた程度の仕事を命じるなどの「過小な要求」▽私的なことに過度に立ち入る「個の侵害」-を挙げた。

でも、この「適正な範囲」っていうのが逃げ道になるんでしょうね。曖昧すぎるわ。適正な、ってなんだよ?適正な指導であり、暴言ではない、侮辱ではない。適正な配置変換で隔離ではない。適正な要求であり、過大ではない。適正な?ってなに?脳内変換して打ち合わせやるってことを伝えた「つもり」になっていて、後になってなんで打ち合わせにこないのは何故だ?って罵倒するのも適正な指導なの?何でもかんでも上司が「適正」と判断すれば適正にならない?第3者の判断基準いれないと意味ないよ。

同僚や部下からの嫌がらせも「パワハラ」と定義

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