8年目のメンタルクリニック

年が開けて1回目のメンタルクリニックはいつも同じ思いを抱く。初めてメンタルクリニックを訪ねたのは正月明けだった。山下公園近くの暗い路地の雑居ビルの2階。あれから何年経っただろうか。最初のパワハラモラハラで苦しんだのが社会人2年目の秋から冬。2003年のことだ。1年明けて、2004年の末に苦しむ僕に説得してくれた同僚の女性。そして2005年の正月に僕はメンタルクリニックというところを訪れた。

7年経った。7年だ。小学生は小学校を卒業する。中学生は高校を出て、ひょっとしたら大学生になっているかもしれない7年という歳月。心の病は色々な事を変えて人生が狂った。恨みは一生消えない。

7年目の今日、薬は睡眠導入剤だけになったが、薬がなければ早朝覚醒する。医師はもう、定期通院じゃなくて、必要な時にくればいいんじゃないか、と言ったが、1ヶ月後に予約をした。睡眠導入剤は法の規定で処方は1ヶ月までだ。まだ何も終わってない。狂った人生を取り戻すことは多分、もうないんだろう。

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