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フジテレビ式バラエティの終焉

笑っていいともが長い歴史に幕を降ろして、最終回後のスペシャルを見ていたのだけど、80年台後半から、2000年台に一時代を築いたお笑いコンビが壇上に群れるのをみて、フジテレビ式のバラエティ終焉を見たのは私だけではないはず。
深夜枠で鍛えて、ゴールデンへ進出し、仕切り役として精を出す。仕切り役として成熟したお笑いコンビは併存しえなくなって、バラエティから脱落して、知識的な番組へ移っていく。

なんだろう。「群れ」みたいな日本の縮図は80年台〜90年台だからこそ受容されたカルチャーであって、21世紀にはいって10年を過ぎたこの国ではなんとなく受け入れられないモノになっていないだろうか。マツコ・デラックスと有吉と夏目三久が語るあの番組が21世紀型バラエティの典型のように見えるけど、分析するひとがきちんと分析すればまた違うんでしょうね。

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