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そこに「誇り」はあるのか。

遭難者を自衛隊が救助した。ありふれたニュース。

 宮城、山形県境の船形山(1500メートル)で1日、宮城県内の男女3人グループが遭難した事故で、3日午後0時15分ごろ、捜索に参加していた自衛隊員が3人とみられるグループを発見した。自力歩行が可能な状態という。
(略)
 同日午前6時5分ごろ、田中さんから110番通報で「3人とも元気。吹雪になっている。標高1200~1400メートル付近にいると思うが、正確な場所はわからない」と山形県警に連絡。宮城、山形両県警と自衛隊を含めた200人態勢で捜索していたところ、蛇ケ岳と後白髭山の分岐点付近で、3人とみられる足跡を発見したという。

とまあ、普通のニュースに読めるのですけどね。(船形山の遭難グループを発見 3人とも自力歩行可能か

後日談的なニュースが配信されるとこうも変わりますかね。

 宮城、山形県境の船形山(1500メートル)で3月、2日間にわたって足取りが途絶えた宮城県内の男女3人を救出したのは、陸上自衛隊多賀城駐屯地(宮城県多賀城市)の第22普通科連隊所属で、レンジャーの資格を持った12人の隊員だった。吹雪に見舞われ、地上からの捜索が難航する中、わずかな機会を逃さずヘリコプターで降下し、任務を遂行した男たち。過酷な訓練に裏打ちされたレンジャーの能力の一端に迫った。(吉原知也)
(略)
 陸自多賀城駐屯地に派遣要請が届いたのは、遭難から丸1日が経過した3月2日午後6時。遭難した3人は山頂近くにいる可能性が高かったが、宮城県警などは吹雪による2次被害の恐れから、ヘリでの捜索を断念していた。3日朝になっても天候が回復する兆しは見られなかったが、小又3尉らレンジャー部隊12人に最後の望みが託された。

これさ、要は最後はもう自衛隊任せでした、っていうことですよね。最後に発見した時はもう宮城県警は捜索を半ばあきらめてしまっていたわけで。形はどうあれ、陸自は軍隊なわけなんですけど、先の一報の報道じゃあ、自衛隊頑張ったね、的なニュアンスは全然伝わらないと思う。国民を守る「誇り」もあったもんじゃない。なんだかな…
船形山遭難で見せた陸自レンジャーの実力

蓮舫なんかはこういうニュースみないで、「自衛隊は今の規模は必要ないでしょう?」とかいいそうなイメージ。

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