何をしたいか

正直、自分が何をやりたいのか、全くわからなくなってきた。
何をしたいんだろうか。どうありたいんだろうか。
さっぱりわからない。

別にSEとしてあるべき姿を保てれば何処でもいいんだけど、それは違うんだろうか。

真田丸#9

徳川と北条の激突の裏での真田の立ち回りと、上田合戦の前夜迄。正しくは次回が前夜か。
今回は脇役を結構渋い実力派が固めているので、物語の厚みも増しているように感じるし、一方で大規模な合戦シーンが無いところにNHKの懐具合が見えそうな感じもしているのは嫌な見方だろうか。
お梅は、池波正太郎の小説通りならば、源次郎の子を産むわけなんだけど、この辺の恋愛模様は別途ですかね。

昌幸夫婦のシーンが今回の一番の驚きだったかもしれないが。

あ、そうそう。オープニングの鷹の目を通した演出は面白かったね。

真田丸#8

川中島での上杉〜北条の対峙と、その裏側での信繁の苦悶のアレコレ一回り。
昌幸と信尹の知恵者振りに振り回されるのは兄上の十八番かと思っていたが、そうではなかった。天正壬午の乱のアレコレについては本家の解説に譲るとして、前提知識が新田次郎の小説や、池波正太郎の小説なもんで、微妙な知識のズレがあって、理解するのにちょっと苦労した45分だった。
そういえば、高坂弾正は、長篠の後で負けた勝頼を出迎えたこと、その後に重きを成したことは知っていたけど、その息子まで想いを致したことはなかったな、と思いだした。

スティーブ・ジョブズ by アーロン・ソーキン

彼の死後に公開された伝記映画数本の中では秀逸の出来だったと思う。僕がソーキン贔屓だということを割り引いてもだ。舞台仕立ての3本のスピーチの裏側。そして彼の人生のターニングポイントをその中で過去を振り返りつつ浮かび上がらせるソーキン独特の手法は秀逸でそして健在。下手に忠実に伝記に沿うよりも、こういう描き方のほうが映画としては良いと思う。ただし、これは映画ではなくて、舞台として描かれる方がより良いとは思うのだけど。

真田丸#7

滝川一益の上野脱出、真田が上杉に従う迄。
木曽義昌はちょっとイメージと違うかな…草笛光子のおとりが木曽義昌との因縁というのが落とし所なんだけど、三谷喜劇の良さ発現というところか。このままで行くと、天正壬午の乱が春の山場、小田原の陣、朝鮮出兵あたりが夏の山場か。ちょっと時間割が微妙な感じだけど、大阪の陣を秋から冬にもってくるには丁度良いかな…

スティーブ・ジョブズ

ソーキン脚本の映画が公開されたのだけど、相変わらず、ソーキン脚本、というだけで見たいと思ってしまうのはどうやらマイノリティらしい。web上の評論を見る限りでは評価は二分というところだろうか。たしかに、ソーシャル・ネットワークは多少冗長な気がしたけれど。どこまで満足させてくれるだろうか。

真田丸#6

表裏比興の者、覚醒の巻。
話としては、本能寺の変後日談、山崎の合戦終了付近迄。それにしても、高嶋政伸の怪演が光った回ではないか、と思うのだけど、軍師官兵衛の時の陣内孝則を思い出させた。怪演ぶりで言うと、まだ陣内のほうが上かなあ、と思う。でも、一時期の離婚騒動から抜け出て良い役者になりましたよね。
松お姉ちゃんの水落死亡フラグは生存だろうと思っていたけど、案の定。しげまさ兄貴は殺陣シーンは初めてじゃないだろうか。

さらばあぶない刑事

観てきました。結論から言ってしまえば、駄作だと思う。30年の歴史に汚点を遺したかもしれないね。ジョークと、ファッショナブルなセンスと、アクションには、BGMが常にワンセットで存在していた筈なのだけど、そのBGMが駄目過ぎたせいだと個人的には思っている。脚本も良かったし、アクションもそこそこだし、いつものジョークもあったけど、BGMがノンボーカルで、JAZZっぽいセッションがあった程度。鷹山がオンナのために泣くのも良いけど、BGMが残念すぎた。そこに尽きると思う。

最後の最後に残念だった。

真田丸#5

神君伊賀越えと、それにまつわる周辺話。穴山梅雪は史実通りとはいえ、少し寂しい終わり方。滝川一益は良い人にもっていく方向なんだろうか。1回めの後の予告編と、小山田信茂の成敗あたりをみているとそんな方向性はあんまり感じられなかったのだが。
それにしても、西村が演じる室賀はちょっとアレすぎないかね。

真田丸#4

真田昌幸と織田信長の面会、そして本能寺の変まで。次回予告を見る限りだと、次回は神君伊賀越え。滝川一益と真田とのアレコレは省略か。背景描かないと神流川の戦いあたりの物語が難しそうな感じもするが、どうなんだろうか。三谷喜劇は本筋とは関係ない部分で健在で、これくらいなら真の時代劇好きにも許されるのではないだろうか。小山田茂誠は、この物語における狂言回し的な位置づけが強いんだろう。池波の真田太平記ではあんまり存在感がなかったような印象なのだが。