「表裏」という表題から、昌幸のほうにフォーカスした内容かと思いきや、大坂政権の表と裏、という描き方。所詮は百姓の身から身を立てたに過ぎない豊臣政権の内実も実はこんなに、という話。
楽しみにしていた稲姫のシーンはイマイチだったけど、これはこれからに期待だろうか。吉田羊はちょっとまだ年齢的に無理がありそうな設定だけど、フォーカスするのは第2次上田合戦だろうから、設定的には丁度良いのだろうな。それにしても、きりの立ち位置というか、狂言回し的な立ち位置が何とも絶妙だな、と思う。
真田丸#15
小日向文世の秀吉いいなーという感じ。
茶々へのヤキモチの焼き加減の描写が良かった。清正の呑む升を見ての太閤検地への描写へのつなぎ方も見事。ホームドラマ的な要素を残しつつもしっかり大河ドラマとしての描写もできているなーという印象。次回予告では遂に稲姫も出てきそうだし、今後が楽しみとなった回。
巧くいかない
何だか色々巧くいかない。何かしら改善しようと努力しようとは思っているのだけど、何も改善出来ていないような気がする。色々なものが巧く好転すると良いのだけれど。
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真田丸#14
満を持しての大坂編スタート。
上杉景勝の不器用さ、そして茶々の愛らしさが際立った回。人は物語をドラマに求める。義に生きるとは何か。色々と考えさせられた。
石川数正の出奔が真田信尹の籠絡だったとか、きりが大坂にくっついてくるとか、色々とドラマ的な要素も多かったですな。
それにしても、最後はなんだか中途半端な終わり方。
真田丸#13
第1次上田合戦一回りとお梅のあっけない最期。お梅ここで死ぬんだ・・・とちょっと意外だった。死亡フラグは何回も出していたから、なんとなくな予感はあったにしても、ちょっと哀しい。
それにしても、高砂の史実踏襲といい、今回の大河ドラマは歴史家が自身の思想を忠実に映像化しているんだろうなあ、と想像すると、なんだかワクワクするところがあるな。
真田丸#12
上杉家に人質に入った源二郎と、その周辺。三谷幸喜はやっぱり日常的な描写が巧いね。政治的な駆け引きとか、大局的なストーリー描きよりは日常に近い描きのほうが巧さが出ている。浜辺の大岡裁きの描き方は見事だった。
来週は第1次上田合戦。鳥居元忠のような2線級を差し向けていなければ、どうなったのだろうか。
確かに人生詰んだ
確かに人生詰んだし、何のために生きているかわからない。
人生詰んじゃったからこれからのことを諦めたら何のために生きているかわからなくなった
結婚もほぼ諦めてる。色々なものを諦めた。でも、その中でも、「もっと上手くやれる。」って考えている自分がいるのがもどかしい。もう、面倒くさいこと考えるのを止めて、シンプルに我儘に生きたいな、と何回思っただろうか。
真田丸#11
信繁とお梅の祝言、そしてその裏での室賀暗殺。
真田昌幸の智謀を強調過ぎるきらいがあるのだけど、後々幸村の章になったあたりで描きにくくならないだろうか。史実がそうだったとしてもだ。
それにしても、お梅は登場当初はかなり野暮ったい印象が強かったのだけど、綺麗になった。演出とは憎たらしい物。
精霊の守り人#1
原作とか何も知識がない状態でみたけど、原作のつくりが下手なのか、それともNHKのつくりが下手なのかわからないが、半端なファンタジーという印象。トールキン並に作りこまれた世界観が映像化可能なことはかつて立証されているわけで、それを考えるとNHKや脚本の問題が大きいのかなと思う。綾瀬はるかは、八重の桜のイメージが抜けていなくて、殺陣は頑張っている感があるけど、こちらも今ひとつ。
真田丸#10
いつの間にか子供が出来ていたの巻。
おとりが帰還したり、信幸兄上が気張ったり、結構盛りだくさんだったような気はするけど、一番の驚きはいつの間にか子供ができていたよ、との話。やっぱり喜劇が基本路線だから、恋愛沙汰は二の次になってしまうか、三谷さん。とはいえ、次回予告で「祝言を血で汚すおつもりですか…」とあり、何やら伏線の予感もするのは巧さを見せるところだろうか。