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まあ、10年近く遅いのだけど。

押井作品を見直したおかげでパトレイバーの世界観をまた違った観点から見ている。彼の作品を押井守という軸で通してみてみた時、そしてヘッドギアとパトレイバーという別の軸を通してみたときに、そこになんとなく微妙なずれが出てくるのがわかる。子供の頃はわからなかったが、劇場版に当時感じた「違和感」は結局押井が描きたい「価値観」ではなかったのかな、と。パトレイバーはいわゆる「ロボットアニメ」じゃない。近未来の都市を如実に描く、彼なりの実験の場所だったのだ、と。

クラウド化する社会

読みたい本は数がたまっているのだが。なかなか読めていない。勝間氏の新作は明日から。水曜日くらいまでに読めるといいかな。いい加減フォト・リーディングを真剣に習おうかとも思うのだが、入門書を読む限りではどうにも、向いていない。こればっかりは相性かなあ。週末は押井守の「TOKYO WAR」を。パトレイバーの2作目の劇場版原作。あれは虚構の都市に虚構の戦争を創りだす、という意味ではいわゆる押井守哲学が如実に表れた傑作なのだが、原作はそれを遥かに上回って秀逸な出来だった。冨野のガンダム小説よりはよっぽどいい。
で、本題。クラウド・コンピューティング、っていう発想はそもそもGoogleあたりの企業精神が元になっているかと思うのだけど、Googleはそのスピリッツを如実に突き進んできて、どうやらまわりもそれに乗りつつある。Mozillaに代表されるオープンソースと、Second lifeに代表される仮想社会。そして、Google。どうなんだろう。いい加減基盤(=プラットフォーム)は一つにしてくれないものだろうか。開発効率はそのほうが絶対いい。クリエイターは基盤上の中身で勝負すりゃ、いいと思うのだけど。

日本は結局学歴社会。

あまたの大学が立ち並んで、百花繚乱の如くなれど、日本は所詮、学歴社会なんだ。東大に入れば、もっといえば、中学に入るころから、自分を殺して、ひたすら我慢を重ねることで、それなりの人生が待っている。腐っているよなあ。でも、そういう社会なんだから仕方がない。それに乗るしかないんだ。

批判的なレビューが消える作品

勝間和代氏が「断る力」を出版されました。氏の創作意欲にはただただ頭がさがるばかりなんですが、amazonで物色していて、面白い事に気がついたのでメモ。

勝間氏のレビュー
勝間氏のレビュー

amazonも、年々進化はしていて、タグなんかをつけられるようになっているわけなんですけど。「都合の悪いレビューが消える商品」とか、「批判的レビューが消える商品」ってなんだかなあ。はてぶトルネードとか、webの批判を素直にとる人だと思っていたのだけど。これが本当ならがっかりだ。

興味連動型。

ちょっと古い記事で。オーバーチュア、ヤフーと共同で興味連動型広告「インタレストマッチ」の配信を開始

オーバーチュアはYahoo! JAPANと共同開発した、ユーザーの興味や関心に近い広告を表示するクリック課金型広告広告「インタレストマッチ」の配信を9月16日より開始した。

 インタレストマッチは、ユーザーが閲覧中のページ内容や、ユーザーの過去の閲覧履歴、直近の検索キーワードなどの要素から、ユーザーの興味や関心に近い広告を表示するというもの。広告主は出稿する際に、年代、性別、地域、時間帯を絞り込んで配信設定できる。

 今回開始したのはパソコン向けのサービスで、代理店経由で申し込んだ広告主の一部が対象となる。インタレストマッチの導入により、広告主は特定のテーマに興味をもつ人々に効果的に広告配信することができるようになり、検索連動型広告だけではとらえきれない潜在ニーズをターゲットとした広告展開が可能となるとオーバーチュアでは説明している。

 掲載面はYahoo! JAPAN内の「不動産」「ファイナンス」「ニュース」など22のサービスで、ヤフーの提携サイト向け広告配信プログラム「アドパートナー」へも順次配信される。今後は段階的に掲載されるページを拡充し、Yahoo! JAPAN内で月間最大200億ページビュー規模の配信を実現する計画だ。

 また、キーワード抽出機能や見積り作成機能などのサービスも順次追加する。モバイルサイト向けの配信や代理店経由の全広告主からの出稿、オンライン経由での配信申し込みも展開していく予定。さらに、オーバーチュアの提携パートナーネットワークへも配信し、より幅広いユーザーに向けて広告を訴求していくとしている。

まあ、確かにこっちのほうが検索連動型よりは良いのだろうな、という気はする。MicroAdがやっているのもこれといっしょですよね。あとはネームバリューと、知名度と手軽さの問題かねえ。Googleが世界的に広まってシステムとして確立しているのに対して、オーバーチュアとYahooだとちょいと太刀打ちが難しい感じ。

150万

会社のお金と、自分のお金。まあ、別物なんだけど、投資のタイミングや投資の対象の良しあしを云々できない時点で経営する人間としては「おわっている」んだけどねえ。まあ、judgeできない材料を出さないほうも悪いのか…

なんつーか。がっかり。

財務大臣が記者会見で醜態をさらしたのが話題ですが。なんつーか。がっかりですね。日本の政治家ってとことんレベル低いんだよなあ。まあ、ディベートをやっていた頃から気がついてはいたのだけれどね。もっと民意を反映して、選挙で選ばれたんだ、っていう気概を持たせないと本当にダメになるんじゃないのかな。

ゲームとCM

庄子素史氏がゲームの中におけるCMについてblogで語っている。(ゲーム内における広告宣伝活動

エースコックがセガの『龍が如く3』の中でカップ麺の販促をします。
ゲーム内にカップ麺の売り場が登場し宣伝をする他に、実際の開発担当者がゲームのストーリーに関係して、主人公との会話の中でカップ麺の開発の苦労や味へのこだわりを宣伝します。
また、街頭でも同商品の看板などがあり、ゲーム内における同商品の広告宣伝効果を高めていくようです。

私も昔はそうでしたが、ゲームにはまる人はご飯は二の次でゲームに没頭します。カップ麺などは最適な食べ物です。食べながら自分の部屋でゲームを続けられ、作る時間も食べる時間もかかりません。ゲーマーには最も馴染みの深い食べ物かも知れません。

エースコックの狙いもそこにあるのではないでしょうか。これが、調理に時間がかかる食べ物であれば、いくらゲーム内で宣伝しても実際の購買には結びつかないと思います。

今回のカップ麺は実際の店舗でもゲーム内で売られているカップ麺を想定した商品が発売されます。

ゲームに没頭している間に、小腹が空いた・・・こんなシチュエーションは十分に考えられ、エースコックは自社カップ麺の愛好家だけではなく新たにゲームユーザーを取り込めるのでしょうか。

今後もゲーム内に宣伝広告を出稿する企業が増加しそうです。

ゲーム内におけるコラボレーション、っていうのは何も「龍が如く」がさきがけではなくて、メタルギア・ソリッド4でもソニー・エリクソンがやっていたし、りゲインもやっていた。まあ、お説はごもっともかもしれないが、ゲームに密着した形で商品をアピールするのなら、あからさまにそれとわかるような演出よりは、MGS4にあったように、ナオミ・ハンターが自然と使う携帯電話や、スネークの体力を全回復させるりゲインのほうがまだCMとしてはうまいような気がするのだが。

  • 定価 : ¥ 7,980
  • 発売日 : 2009/02/26
  • 出版社/メーカー : セガ
  • おすすめ度 : (78 reviews)
    楽しみです。
    ようやく発売! 絶対買いますよ〜!
    おもしろさとむずがゆさ
    龍が帰ってきた!
    確かな情報ですが

the God father

ゴッド・ファーザーは社会人になったばかりの頃に初めて見た。

当時は確か、ストレスがたまりまくって、酒浸りになっていたころで、ワインのボトルを毎晩あけながら、チーズをつまみながら、飽きることもなく何度も繰り返し見た。NHK BSでやっているけれど、やっぱりこれは英語とイタリア語が混ざるから原語音声で観るのが一番良いのだと思う。

だいたい…

韓国人というのはどうして、ああも攻撃的なのか。まあ、確かに議論になれば、言ったもの勝ちな所はあるし、声がでかいやつが勝つのは世の常かもしれないし。そこは日本人にはディベートの教育が必要なんだろう、とは思う。だけどさ。自分が間違っているのに悪びれもせずにへらへら笑っちゃうような態度はいかがなものかね。特にシステム開発の現場ではさ。ましてや、自分たちを研究員と自称するならなおさらだ。うちのシステムは君たちの実験場じゃないんだ。なんとかならんかね。