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時間軸という切り口

ちょっと前に「ライフ・ストリーム」という記事をかいて、実際にいれてみたのだが。そんなライフ・ストリーム的なwebサービスを斬っている記事。“時間軸”は次のキラーコンセプトになるか? 「タイムライン」サービスを考える

この「タイムライン」サービス、「タイムライン」という見せ方の提案自体に可能性はあるにしても、単に時間軸上に情報が並んでいるだけでは実際見ていてもどうもおもしろくない、という身も蓋もない感じがずっとしていました。

ただ、「時間軸+情報+○○」ともう一越えすることで、急に何かが起こりはじめるようです。

「TimeRime」や「AllofMe」に見られる「並べてみる」という提案は、その「もう一越え 」にあたる要素のひとつだと思います。こうなると、時間軸上の情報が急に生き生きしてくるから不思議です。

Youtubeのコンテンツをタイムラインにマッシュアップした「Timetube」というサービスが最近ちょっと話題になっていましたが、このサービスでは「で、なんか面白い?」という印象を受けた人も多かったのではないでしょうか。

そのコンテンツの背景としての時代・時期で時間軸上に動画がプロットされているのであれば、思い出として見るも資料として活用するも、非常に興味深い利用シーンがイメージできるのですが、残念ながらYoutubeのコンテンツは「投稿日」としてしか日付情報を持ちません。

マッシュアップではそれを手がかりに陳列することになるので、「あれ? で?」という印象が残るものになったのだろうと思います。

ただ、なんとなく時系列に物事を並べるだけじゃ面白くないんですよね…

物事に何かしらの”関係”を発見できたときに、どうやら人の脳みそはとても喜ぶようです。

その「関係性の発見」を補助するものとしてタイムラインが機能しはじめると、急におもしろくなってくると思います。

「Timetube」は「Dipity」というタイムラインサービスのマッシュアップ企画でしたが、この後Dipityは「Newsline」というニュースコンテンツとのマッシュアップ企画を公開しました。

こちらは、はなから並べて表示することを促すもので、検索窓も「vs.」をはさんで二つ置かれています。

うん、多分、そうなんだと思う。関連性とか、つながりとか、SNS的な要素がそこに絡んでくることでこういうサービスってもっと面白くなるんじゃないのかなーと。各wordpressで集約したlifestreamをどこかで関連性を見ることができるとかさ。

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