ゲームとCM
庄子素史氏がゲームの中におけるCMについてblogで語っている。(ゲーム内における広告宣伝活動)
エースコックがセガの『龍が如く3』の中でカップ麺の販促をします。
ゲーム内にカップ麺の売り場が登場し宣伝をする他に、実際の開発担当者がゲームのストーリーに関係して、主人公との会話の中でカップ麺の開発の苦労や味へのこだわりを宣伝します。
また、街頭でも同商品の看板などがあり、ゲーム内における同商品の広告宣伝効果を高めていくようです。私も昔はそうでしたが、ゲームにはまる人はご飯は二の次でゲームに没頭します。カップ麺などは最適な食べ物です。食べながら自分の部屋でゲームを続けられ、作る時間も食べる時間もかかりません。ゲーマーには最も馴染みの深い食べ物かも知れません。
エースコックの狙いもそこにあるのではないでしょうか。これが、調理に時間がかかる食べ物であれば、いくらゲーム内で宣伝しても実際の購買には結びつかないと思います。
今回のカップ麺は実際の店舗でもゲーム内で売られているカップ麺を想定した商品が発売されます。
ゲームに没頭している間に、小腹が空いた・・・こんなシチュエーションは十分に考えられ、エースコックは自社カップ麺の愛好家だけではなく新たにゲームユーザーを取り込めるのでしょうか。
今後もゲーム内に宣伝広告を出稿する企業が増加しそうです。
ゲーム内におけるコラボレーション、っていうのは何も「龍が如く」がさきがけではなくて、メタルギア・ソリッド4でもソニー・エリクソンがやっていたし、りゲインもやっていた。まあ、お説はごもっともかもしれないが、ゲームに密着した形で商品をアピールするのなら、あからさまにそれとわかるような演出よりは、MGS4にあったように、ナオミ・ハンターが自然と使う携帯電話や、スネークの体力を全回復させるりゲインのほうがまだCMとしてはうまいような気がするのだが。
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