面倒な奴

世の中に不満があるなら自分を変えろ。それが嫌なら耳と目を閉じ、口を噤んで孤独に暮らせ

と語ったのは草薙素子だったが、マネージャークラス、特に部長クラスが現状に不満があるくせに、それを甘んじて受け入れて何をしようともせず、異動前の部署の部下や同僚達にとうとうと愚痴を語り続けて何も「変えよう」としないのはただの老害でしかない。若いからと突っ張るのが許されるのであって、40半ばを超えたのであれば、もう、受容の心か、全てを調整して変えてゆくようなバイタリティが必要だ。

本部長と面談

今日は本部長面談。10分ですけどね。事前に面談をやっていた同僚からどんな感じだったのかを聞いていたので、きちんとプレパ。伝えたい事は伝えた。コストをけちらない。プロジェクトの横軸をしっかり通すような体制作り。そして、今はある程度現状には満足できていること。

上に立つ人間がある程度状況やモチベーションを把握していることはとても大切だと思う。

和民と過労死とブラック会社

和民で過労死した女性の労災認定で、和民はブラック会社ではございません、と呟いている渡邉美樹氏のツイートと、労災認定を受けてのツイート、和民のリリースが話題ではあるが。

ブラック会社認定は本当に個人の価値観や受け止め方による。一般的なブラック会社の定義というのはおそらく存在するのだが、それすらも定義としては個人の主観に過ぎないし、辞書的な定義は存在しない。だからこそ、学生達は本当にそこが自分にとっての「ブラック会社」ではないことをはっきりと見極めた上で就職先を選択することが大切なのだ。

外食というのは一般にブラック会社なのかもしれないが、それすらも、そこで働くことを幸せと思うのならばそれはブラック会社ではないということ。

ワタミの過労死 – Togetter

相変わらず縦割り

縦割り行政というのは、責任を取りたくない責任者たちがお互いに責任転嫁をして、押し付け合いが出来るという点では優れた組織論だとは思うが、クラウドの時代になって、やったもん勝ちな世の中になった今、破綻が見え始めているのだと思う。

利潤を追求するのが正義だとするのならば、正義の剣は利潤の追求に置けば良い。組織に回復不能なダメージを与えれば組織そのものが破壊されるのだから、もはや失敗に減点法で評価をするのではなくて、利潤の追求に加点する加点方式で評価をする文化に変えれば良いだけの話なのであるが、そこは空気を読んだ奴が偉い、的な日本社会。なかなか変革されないのが現実ではある。

大阪帰り

帰ってきました。大阪から。現場技術員の人は、真贋を見抜く目、というか、鋭い洞察力のようなものをお持ちだと思っています。言葉で表すのは難しいのですが。考えさせられること、普段付き合いがないからこそ、固まってしまった視点とは別の視点から提供して頂けるものの見方。色々楽しかったです。

BOSS論

大阪に半年ぶりに出張ってきています。大阪にくるたびに思うのですが、慕われるボスというのはいいな、と思います。彼はもうすぐ定年ですが、多分1年間有期雇用で伸びる予定。彼が職場を去る時は本当に多くの人が集まるんでしょうな…
前職で人望のある、慕われるボスというのを本当に見て来なかったので、こういうカルチャーに余計に憧憬のようなものを感じるのかもしれませんが。こういうカルチャーを大切にしつつ、一方で革新的な「次の50年」を押し出していくことができれば、その先に本当に成長があるんだろうな、って思いますね。

大阪

さて、なんだかんだでやたらと忙しい時期を過ごしていますが、明日から大阪に行ってきます。2泊3日。港のほうの倉庫で軟禁状態で製品のネットワーク設定値の検査です。メーカーのエンジニアと一緒に。
中のソフトウェア開発の監督しただけなんだけどなー。まあ、東京、渋谷にいるとなんだかんだで多忙になるので、息抜きのつもりで行ってきます。出張稟議は結構あっという間に本部長承認まで行きましたが、その後ですったもんだがあったようで、なんだかなーって思える日々ではございますが。

微妙に体調が

微妙に体調が優れない状態が続いています。ストレスは結構最大値に近い状態で振れた状態だし、仕事もだらだら22時くらいまでやる癖がついてしまっているし、気遣いは疲れるし、社内政治めんどくせーな、って感じ。純粋にものを作って、HTML5の世界を堪能して金を稼ぎたいのに。

好きを仕事に、っていうけど、なかなか世の中が上手くまわらない感じなんですよね。上司とも「そりがあっている」のかいまいちよくわからない状態だし。

デブサミ

さて、木曜日にDevelopers summit 2012に行って来ました。先日、「プロフェッショナル 仕事の流儀」で取り上げられたgoogleの及川さんの講演を聞きに。ええ、それだけです。

結論から言えば、目からうろこ、というほどの衝撃はNHKで拝見したからでしょうね、ありませんでした。ただ、まあ、生、ライブで聞くのと、テレビで見る違いくらいの衝撃はありました。野球を中継で見るか、球場で見るか、みたいなもんですか。

前へ進め。lauchをしろ、iterateをしろ。クラウドというか、web系エンジニアが出自だけど今は会社の都合でレガシー主体な職場にいる私にとっては常々思っていることなんだけど、なかなか「正論」が吐けない。空気を読む、読める奴がえらい、「居心地の良い空間」を維持しようとするマジョリティーには所詮は「かつる戦」は出来ないわけであります。そんな会社やコミュニティーは出てしまえ、っていうのはそうなんだけど、なかなか自分に自信が持てない。

そこは自助努力しかないんですよね。

みんなきた道ばかり気にする。本当は行き先のほうが大事なんだ。(ジョン・ディリンジャー)

developer summit

今週末はdeveloper summitです。現職とあまり関係ないコンテンツが過多なので、エンジニア的な生き方の部分だけの講演に絞って2本ほど聞きに行こうかなと考えております。まあ、プロフェッショナルで及川さんの回をみて、張っていたアンテナにたまたまイベントの開催が引っかかっただけなんですけどね。

会場は目黒雅叙園。ハーゲンダッツの会社説明会行ったよな。確か。変なことだけ覚えている。