アムロはサイド6でニュータイプの少女、ララァ・スンと邂逅する。父親と面会したアムロはホワイト・ベースへ戻る途中、偶然にもシャアと出会うが、初対面であるにも関わらず、シャアであることを理解してしまうのだった。
後へ続く物語にインサートされる、ララァ・スンのシーンは必ず「白鳥」とセットになるが、その白鳥が描かれたのが本エピソードである。後の劇場版では多少改変があるものの、シャア・アズナブルとアムロ・レイの邂逅シーンにも基本的なダイアローグの変更はない。故に、「宿命の出会い」というタイトルだろうか。
あと三時間で整備を終わらせよう。出港する。
ブライト・ノア(機動戦士ガンダム第34話「宿命の出会い」)
鳥だ…
アムロ・レイ(機動戦士ガンダム第34話「宿命の出会い」)
可哀想に…
ララァ・スン(機動戦士ガンダム第34話「宿命の出会い」)
美しいものが嫌いな人がいて?
ララァ・スン(機動戦士ガンダム第34話「宿命の出会い」)
美しいものを嫌いな人がいるのかしら?それが年老いて死んでいくのを見るのは哀しいことじゃなくて?
ララァ・スン(機動戦士ガンダム第34話「宿命の出会い」)
綺麗な目をしているのね。
ララァ・スン(機動戦士ガンダム第34話「宿命の出会い」)
何があるのです?サイド6に。
マリガン中尉(機動戦士ガンダム第34話「宿命の出会い」)
実戦に出るのも間近い。そうしたらわかる。
シャア・アズナブル(機動戦士ガンダム第34話「宿命の出会い」)
あれは絶大な効果があっただろう?ん?アムロ。
テム・レイ(機動戦士ガンダム第34話「宿命の出会い」)
すまんな君。何分にも運転手が未熟なものでね。
シャア・アズナブル(機動戦士ガンダム第34話「宿命の出会い」)
アムロ?不思議と知っているような名前だな…
シャア・アズナブル(機動戦士ガンダム第34話「宿命の出会い」)
シャア・アズナブル。ご覧の通り軍人だ。
シャア・アズナブル(機動戦士ガンダム第34話「宿命の出会い」)
初めて会った人だというのに、なぜシャアだってわかったんだ?
アムロ・レイ(機動戦士ガンダム第34話「宿命の出会い」)
眼の前に敵の兵士をおいて、固くなるのはわかるが…せめて礼くらいは言って欲しいものだな。アムロ君?
シャア・アズナブル(機動戦士ガンダム第34話「宿命の出会い」)
この人は本気なんだよ!?わかる?
スレッガー・ロウ(機動戦士ガンダム第34話「宿命の出会い」)
見える…動きが見える。
アムロ・レイ(機動戦士ガンダム第34話「宿命の出会い」)
ガンダムを映せ、ガンダムの戦いぶりを。
テム・レイ(機動戦士ガンダム第34話「宿命の出会い」)
よーく見ておくのだな。実戦というものは、ドラマのように格好の良いものではない。
シャア・アズナブル(機動戦士ガンダム第34話「宿命の出会い」)
シャアが見ているんだぞ。シャアが!
コンスコン(機動戦士ガンダム第34話「宿命の出会い」)
白いモビルスーツが勝つわ。
ララァ・スン(機動戦士ガンダム第34話「宿命の出会い」)
ララァは賢いな。
シャア・アズナブル(機動戦士ガンダム第34話「宿命の出会い」)
地球連邦、バンザイだ。
テム・レイ(機動戦士ガンダム第34話「宿命の出会い」)