ガルマの復讐を誓う、イセリナは、ガルマの副官であったダロタ中尉に頼み込んでガウに乗って追撃戦に同道する。ガンダムとガンキャノンによるガウへの攻撃が始まると、現れたシャアの攻撃により、ホワイトベースは推力を失い、不時着してしまう。ガンダムとホワイトベースは3機のガウを仕留めるが、ガウの墜落後にコックピットからアムロに向かって「ガルマ様の仇」と叫ぶのだった。
半年前と同じだ…何の補強工事もしておらん!
ドズル・ザビ(機動戦士ガンダム第11話「イセリナ、恋のあと」)
ガルマの死を受けて急遽、帰国したドズルがムサイのブリッジでつぶやく。
ダロタ中尉…あたくしを、ガウに乗せて下さい。
イセリナ・エッシェンバッハ(機動戦士ガンダム第11話「イセリナ、恋のあと」)
ガルマを戦死させた責任、ドズル中将への忠誠、どう取られても損はないからな。
シャア・アズナブル(機動戦士ガンダム第11話「イセリナ、恋のあと」)
巧くして、あの木馬をこちらに頂ける手はないものかな。
シャア・アズナブル(機動戦士ガンダム第11話「イセリナ、恋のあと」)
ガルマ様の仇…
イセリナ・エッシェンバッハ(機動戦士ガンダム第11話「イセリナ、恋のあと」)
ドレン、私のモビルスーツは、電気系統がメチャメチャに焼き切れて、使えなかったことにしておけ。
シャア・アズナブル(機動戦士ガンダム第11話「イセリナ、恋のあと」)
この台詞の後、ドレンの表情が一瞬曇る。おそらく、この段階ではこの後のドレンの扱い、シャアの扱いは決まっていなかったのではないかと思われるが、何かの伏線だったのだろう。回収されずに終わっている。そもそも、ルッグンで攻撃を掛けている時点でモビルスーツは使えないと同義だとは思うのだが。