織田信長が、「南蛮かぶれ」するのは、もう少し後の時代だと思うのですよ。確かにイメージとしては、西洋風の甲冑とか、西洋風のマントのイメージがあるのだけれど、もっと後の時代ではないのか、と。
家臣団も、なんだか黒ずくめだし、そこは多少なりとも違和感があった。
あとは、今川氏真なんだが、カウンターパートとして、氏真がここまで「立った」キャラクターで描かれるのは結構珍しいと思うのだが、なんだか、クズっぷりのイメージが拭えていない感じ。偉大な父親に隠れた小心な二世というのは、得てしてそんなものかもしれないのだが。