セイギノミカタ
少し前にからさわなおき氏へのNHKの取材方法が話題になりましたが、そんな「我こそは正義の味方也」的なNHKの傲慢をまた一つ。
それこそが、真の現代社会の歪みなのではないか。
しかし、本書のメッセージは、「NHKはか弱いお年寄りをずる賢い若者から守ります」というものだった。中の人々が、仕事外でそういう心構えでいるのはいっこうに構わないが、しかしそれをNHKの名のもとに行うのは、公共放送の私的利用というものではないのか?
いや、まあ、小飼弾氏の指摘が全部正しいとか正しくないとか、そんなことは本書を読んでいないので言えないわけなんですけど、この手のドキュメンタリーに対するNHKの姿勢はホント、まずシナリオ作りから入るよな、って感じ。「プロジェクトX」なんかも、今思えば似たような感じだったんだろうな。
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