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googleのカルチャー

CNET JAPANの記事から。

ソフトウェアエンジニアは基本的に開発に集中するが、3つだけ例外的に開発以外の仕事をすることがある。その1つが採用活動だ。

 以前、インタビュー記事「グーグルジャパンの文化と人材事情」でも紹介したことがあったが、Googleのエンジニアは、社員の紹介を通して採用される率が非常に高いという。

 優秀な人材を確保するためには、エンジニアの協力が必要となる。よくあるのが、面接に参加して、コンピュータサイエンスの基礎知識、ホワイトボードを使ったコーディングなどをチェックしたり、そしてGoogleの社風に合うかどうかを見極めたりすることだ。

 こういった採用活動には時間をとられるというデメリットもあるが、Googleで一緒に働きたいと思える人に入社してもらえる、そして面接を通して自分の勉強にもなるというメリットもあると、藤島氏は言う。

 開発以外の仕事、2つ目は業績評価だ。Googleでは四半期ごとに、個人、チーム、全社など様々なレベルにおいて目標設定と評価を行う。ユニークなのは、一緒に仕事をした人の業績を、同じチームのエンジニア、他部門の人、マネージャーなどが相互に評価し合う点だ。

 社員相互の信頼関係が問われる制度だが、Googleではうまくいっているという。一緒に働いているだけにお互いの仕事ぶりをよく知った上で評価できるので、より正確な結果が出るほか、いわゆる「マネージャー受け」するような目立つ仕事だけではなく、地味な仕事を担当する人も正当な評価を得られるというメリットがあるという。

 そして3つめの仕事は“遊ぶ”ことだ。冒頭で紹介した9つのキーワードの中に「Party」というものがあったように、Googleには遊びと仕事を両立する社風がある。

 年に数回ほど、チームビルディングという名目でオフィスを離れて、皆で遊びに行っているそうだ。これまでにラフティング、カートレース、うどん打ちなどの催しが開催されてきた。

 また、クラブ活動も盛んで、フットサル、マリオカート、ジャグリング、ラーメン部、カメラ部などがある。なかでもマリオカート部は、サイボウズとの対外試合にも勝利するなど、かなりの腕前らしい。そのときの様子はYouTubeにもアップロードされている。

Googleってある意味到達点のような感じなんだけど。外から見て聞くだけじゃわからないことも多いからなあ。自分の、エンジニアとしての「終の棲家」ははたしてどこになるのか…

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