何故に老人は敬われるか

数日前に斜め読みしていたこの記事。

備忘録 – そもそもなぜ老は敬われてきたのか

最近ササクレだってイライラっとしていたのは、ある人間から「俺は年上なんだから、うだうだ言わずに敬え」と直接的に言われたから。

敬う価値がそこにあるのなら、敬いますよ

というのが正直な所だが、まあ、角が立たないように適当に誤魔化した。
そう、老人には利用価値があった。今のように記憶が外部化されていなかった時代。生きた知恵袋に頼るしかなかった。だから皆敬った。保守的な民族であるこのクニの人々は、同時に認知欲求を満たさんがために、この「老人を敬う」システムを後世に残していこうとしているのだが、価値のない人間に「敬え」などと言われてもちっとも敬う気にならない。

敬え、などと宣う人間はまず自分が敬う価値のある人間であることを立証しろ。話はそれからだ。

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